AVCCAM SD Card File Recovery


TimeLapse 撮影や車載長時間動画撮影など、ウチのPanasonic Lumix DMC-GH2はバッテリよりもAC電源アダプタでの運用の方が圧倒的に多くなってます。
 
で、時々やらかすのが「動画の撮影中での電源断」

あ~いや、気をつけてるつもりなんだけど、つい、録画中に車のイグニッションを切ってしまって、「ア”~~~やっちまった」と・・・

カメラのスイッチオフだと、ちゃんと動画ファイルの後処理をやったて記録メディアにかきこんだ後シャットダウンされるけど、バッテリー切れとかACアダプタの電源断なんかだと、動画ファイルの書き込み中にいきなりシステムダウンなので、変なAVCHDファイルが書き込み途中のままでメディアに残った状態になってしまうようです。

今回もやってしまった訳ですが、今回のファイルは記録メディア上から別の場所へのコピーも出来ない状態となってました。ただWindowsメディアプレーヤではかろうじて再生は出来る状態。という何とも手の出しようのない状態でした。

で、ググってみた所、Panasonicのサイトに、そういうAVCHDファイルのレスキュープログラムが公開されていました。早速ダウンロードして試してみることに・・・o(^-^)o

https://eww.pass.panasonic.co.jp/pro-av/support/desk/e/download.htm
こちらがそのURLです。


このサイトには、Windows用、Mac用それぞれのレスキューユーティリティがダウンロード出来る様になっていました。
でも、AVCHD と、P2、それにSwwitcherという選択肢って、ひょっとして業務用VTR関連のためのユーティリティかも ( ´ ▽ ` )ノ

取り敢えず、当方はWindowsな環境なので、「AVCCAMRecovery_Windows」をダウンロード解凍しました。
AVCCAM SD Card File Recovery.exe というファイルをダブルクリックすると、こんな表示が・・・

おお! 日本語!w




ともかく、壊れたAVCHDファイルの入ったSDカードのドライブを指定してみます。
修復可能かどうか調べてくれてるみたいです。
が、これ、途方もなく時間がかかるようです。

途中で300分を超えるような表示がでるので気を揉みますが、なんだか途中からスピードアップして90分ほどで終わりました。( ´ ▽ ` )ノ


で、なんと、修復出来る!!との表示。

おお、ありがたや!\(^^@)/



復元先を訊かれるので、容量に余裕のあるドライブを指定します。

で、これまた、待つことしばし・・・自験例では90分ほどw

おおっ!!

やりよった!

ナオタ!!!\(^O^)/


なんと、リカバリ先ドライブには、コレまで撮った動画全部が復元されておりました。
もちろん、壊れた該当ファイルも復元されてました。

それであんなに時間かかってたのか・・・・

でも、壊れたファイルだけが直ればヨカッタんだけど (^_^)


賀茂川荘

広島県竹原市 湯坂温泉郷 HOTEL 賀茂川荘 R683 からの お庭ビュー。(o゜▽゜)ノ

お部屋は広く快適です。
ただし風呂は個別にはなく、地階の温泉&露天風呂をご利用ください、です。(o゜▽゜)o

この高さ、この俯瞰、とくれば、TS-Eレンズで逆ティルト!


なんですが、今日は光害マップで、おそらく黄色?なココで星空をタイムラプスしてみる、のココロ。

カメラはPanasonic DMC-GH2
タイマーリモートは、eBay で買った一見Canon純正か?と思わせる JYC Timer Remote です。初代タイマー DMW-RSI TM-Dは5ヶ月使用でレリーズ出来なくなるという故障 (T-T)



撮った方角は東。
撮影開始は諸般の事情により、午前1時33分。自室のベランダとはいえ、寒波到来で気温零度。浴衣でセッティングしたのでマジ凍えました。w
途中、雪が舞ったらしいけど、8秒インターバルなので、詳細不明(o゜▽゜)ノ


貼り付けたYouTubeの全画面表示ボタンを押すと全画面になるけど何故か480pにしか成らない罠 w
ちうことで、1080pの全画面表示にするには、一端、YouTubeアイコンをクリックしてサイトに飛ばないといけないという・・・面倒w

Sunset 170sec !?

そもそもの疑問は

夕日が水平線に接してから沈んでしまうまで、何分かかるのでしょうか?

といものでありました。アハッ、どおでもいいような、よくないようなw

基本的蘊蓄としては、太陽がその見た目の直径分移動するのに何分かかるのか? というのがあって、

答は、128秒。約2分。

導き方は、こう。

太陽の見た目の視野角は約32分(32/60度)だそうな。
太陽は一日(24時間)で360度移動すると仮定すると、 24x60x60x32/(360×60)=128秒

意外と早く移動しているような・・・\(◎o◎)/!

道理でTimelapse撮影で日没を撮ると、なんか、アッちう間に水平線に吸い込まれて、なんか、こう、溜めのない画になっちゃうのもうなずけます。w
毎秒一コマのTimelapse撮影だと、こんな・・・w

早っ!( ´ ▽ ` )ノ
水平線で「だるまさん」になったと思ったら5~6秒ほどで沈みきってしまいます。

視界の良い日だと実際の水平線付近の海面が全反射状態になって、太陽や遠くの島などの反射が起こるので、太陽が雪だるまの様に見えるのだそうです。

ということなので、だるまさんの上下が繋がった(接した?)瞬間が日没の開始時間と考えられます。
そこから、太陽が完全に沈んでしまうまでの時間はどのくらいなのでしょう?

訊いてみると諸説があり、太陽1個分の移動時間の128秒と言う人や5分はかかるという人など様々。
というわけで、今一度「だるま夕日」が沈むところを撮って測ってみることに・・・。

で、撮ったのがこれ。

撮影場所は松山市の梅津寺海岸。日時は、2011年11月16日。
そう、あの「東京ラブストーリー」の最終回ロケ地。( ´ ▽ ` )ノ

で。かかった時間は、2分50秒。170秒 !?

太陽1個分の移動時間よりかなり長いけど、何故?

それはきっと、太陽が垂直に沈まず、この撮影場所(北緯33.87度)と、この時期(2011年11月16日)だとある一定の角度で海面に落ちるから、と思います。
黄道と水平線のなす角度が55度前後となるから?でしょうか。
Kashmir(カシミール)でちょっとシミュレートしてみましょう。

撮影の時に何かとお世話になるKashmir(カシミール)で、撮影地と日時の日没のシミュレート結果がこれ。

黄道と水平線の角度 θ は分度器で測ると56度でした。

で、垂直に移動すると仮定すると a の移動距離で、これは 128 秒 ですね。
計算したいのは、b の長さなので、ここは三角関数とかいうもののお世話になるのですね、そうですね?

確か、三角関数ってのはラジアンとかいう数値を入力するんだったので、

たぶん、b = 1/sin(π(56/180))*128 という式で良いはず、、、よね、、) ̄x ̄( 自信なし w

ほでも、この式、電卓では計算できないしなぁ・・・

と思ってたら、なんと、グーグルセンセイに、直接この式を入れると・・・・

おお~!google計算機すごすぎ!!
\(◎o◎)/! 

154.395897

って答えた。

ん? でも、実測は170秒。ちょっと違うなぁ・・・

なんでだろ~、なんでだろ~、なぜだ、なんでだろ~♪♪(テツ&トモ=NHK専属?)


あ、NHKといえば、この日、すぐ隣で、NHKさんが夕日を中継録画してらっしゃいました。18時10分からのローカルニュースにつかうための中継録画だそうで、マイクロウエーブで局まで飛ばしての撮影だそうです。

だるま夕日を狙ってらしたようで、きっと綺麗に撮られた事と思います。

18時10分からのいよxイチという報道番組の天気予報の背景につかわれてた様です。
http://www.youtube.com/watch?v=fk-ESxlvDh0

こちらは、SMB_Network謹製 (o゚▽゚)o

蛇足な蘊蓄
海抜 3 mの高さから見える水平線までの距離は、約 6 km。 海抜 1.5 m だと、約 4.4 kmなんだそうです。 
意外と近いですね~・・・(゜o゜;

GHOST GH2 Cage

GHOST GH2 Cage がやってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

って、実は9月11日(このエントリを書いているのは11月3日)のお話でありました。

と、同時に?肋骨骨折、サーバ死亡x2、その他もろもろの災難、怪我、病気、身から出たサビ等々が、い~感じで続いてくれて、エントリーを書くモチベーションまで上がらす・・・といった日々を送ッチョりました。゚(゚´Д`゚)゚

でも、GHOST GH2 Cage のエントリーをスルーする訳にはいかないっ! ちう訳で、うp

GHOST GH2 Cage の生い立ちは、TKYSSTDさんのブログのカテゴリ「Cage for GH2」の中の「自作もの新企画」からの記事をご覧いただけばお楽しみいただけるコトと思います。(n‘∀‘)η
 
幾多の工程を経て出来上がったGH2ケージ、そのファーストロットが届いたのが2011年9月11日。奇しくも9.11でありました。
解梱の儀には踊りを踊るという風習(お約束?)があったのに、他人のベリーダンスで済ませたのが祟って、足を踏み外して肋骨3本・・・☆⌒(>。≪)
 
ウチにやってきた GHOST GH2 Cage の色は、その名も「ゴースト・グレイ」。他に「ブルー」「ブラック」などもあるようです。
 
パーツは四つあって、左右のサイドパネルは共通部品。

ただ、右側のサイドパネルは取り付け角が90度可変できるという楽しい設計♪

お好みに応じて、こういう風にナックルガードの様にもなります。自分はこの形が気に入っています♥

 
ケージは本体を守ってくれるだけではなく、トップに取っ手をつけて三脚への脱着をしやすくするなど、いろんな補機類も搭載できるよう、取り付けネジ穴が巧妙に配置されていて嬉しい。

 
また、サイドパネルにはアクセサリーシューが切られていて、いろいろ搭載できるのも秀逸!

 
ボトムピースは、こんな・・・。
 
きっちりバッテリー交換もおk。(*´∀`*)v



車載で使うときはこんな感じ。
 
も、もちろんレンズは付けます・・・ヽ(´Д`;)ノ


車をドリー替わりにする・・・の図(嘘)


タイムラプス撮影ちう



サイドパネルのアクセサリーシューを下側にするという手もありかも。
 
もう、いつもケージつけっぱ、なのでケージ込みで収納を考えないとな、な感じ(*´∀`*)


 
つづく・・・


CMOS Image Sensor Cleaning for Panasonic GH2


ウチにやってきて早くもSDカード上には、191_PANA というフォルダを作っているPanasonic GH2。100_Pana から始まって、1000枚撮影毎に101、102、と通し番号が増えるので、おおよそ 91 x 1000 = 91000 枚ほど撮影したことになる。
最初は 14-140mm のキットレンズだけだったが、今は 8mm Fisheye から 100-300mm のズームなどレンズ本数も増え、レンズ交換の頻度も上がっている。
 
となると、当然、CMOSのゴミはどうなってるの?
 
って事になるわけです。
 
実は先日「太陽」を撮ったとき、太陽に灰色のスポットが映り込んでいて、最初CMOSのゴミかと思い違いをしたんだけど、実はそれは「黒点(Sunspot)」だったというオチで、一件落着かに思えたのだけど、実は、それ以外にちゃんと?wゴミも写っておられました!w (^-^;
 
っつうことで、恒例のゴミ確認をば。
 
なるべく点光源にしてゴミさんの影をクッキリ目立たせるために、レンズの絞りは一番絞ってf22。なにか均一な光源、てことでライトボックスかLCDに真っ白を表示させといて、フォーカスは∞にしてピンボケに。で、一枚撮るヨロシ。

 一見、のっぺりした18%グレーみたいですが、クリックして拡大すると、左上とかにボンヤリ灰色のスポットがいくつかあります。
 
この映像、ヒストグラムで見ると輝度レンジが極めて狭いので、ゴミを見やすくするために輝度レンジを目一杯に広げてみましょう。

 やり方の詳細は「過去の記事」をみていただくとして、なんだか、見えなくても良いモノまで見えちゃってる雰囲気ですが、このなんだか丸いゴミ達は本来は写ってはいけないモノ達であることは間違いなさそうです。
 
イヤなモノを見ちゃいましたね(´д`)。
 
実際に映り込むのは、左上の数個、それも、かなり絞り込んだ状態の時だけなのですが、それでも、こんなにゴミが付いてると思ったら撮影意欲下がりますよね。
 
さらに悪いことに、パナソニックはセンサークリーニングのサービスは有りません。
 
そのためか、このGH2はCMOSの前面のローパスフィルタ(LPF)は剥き出しになっておらず、さらにその前にスーパーソニックウエーブフィルタというフィルタが付いてます。


 とまぁ、こんな具合に、超音波振動50000Hzで振動して、ゴミを振り落とそうという企みなのです。
 
カメラの電源のON、OFFの時に作動するようで、実際耳を当ててみると小さく「カシッ」って言ってますw。
 
でも、それでも、結局落ちないゴミがあるわけで・・・w
 
で、やっぱりクリーニングが必要なわけで・・・・w
 
でも、メーカーではやらないらしいし・・・w

しかも、ここは、四国だしw


 てことで、自分でやってみる事に。
 
で、先ずは現場検証w。
 
ありゃぁ~~、こりゃ酷い。
 
でも予想に反して、目視可能な立体物ですね。
スポットの出来方から、てっきりシャッタから飛び散った油かとおもったのですが、どうやらスーパーソニックウエーブフィルタというフィルタが間に入るので、ゴミの影が少しボケるのかもしれませんね。
 
取り敢えず、基本である(らしい)ブロワーで吹いてみましょう。

 で、これがその結果。
 
元有ったところのゴミは無くなりました。が、別の所にゴミが映り込んでます。
てことは、移動しただけ?あるいは新しく吹き付けてしまった? w (o゜▽゜)o
 
まぁ、ブロアだけだと、良くある話ではありますが・・・・w (え?オレだけ?w)
 
ってことで、次逝ってみよ~!


 と、言うわけなんだけど、ブロアと違って、ここから先は、いわゆる invasive、つまりセンサ周りに物理的に接触する方法になるので、慎重に、っていうか、自己責任で、ということになりますので、よい子は真似しないように!
 
ゴミ取りには、スタンプ式、クリーニング液をつかう湿式(ニコン式?)などがあるんだけど、パナのいう「スーパーソニックウエーブフィルタ」がどれを推奨しているのか、ちょこっとググった限りでは情報がなかったので、まぁ、ちょっとだけ・・・ということで、先ずは、スタンプ式をやってみる事に。
 
スタンプもCanon製のちょっと大ぶりなヤツや、Pentaxの小さめのなど色々あるみたいだけど、今日は舐めたら甘そうで小さめのPentaxで。 
 
息を殺して、そ~っと乗せて、ちょっとだけ押さえて・・・
 
Canonが押さえる圧力は100gとか言ってたので、今回は気持ち的には20g で・・・o(^-^)
 
一通り押さえてはスポットを確認し、確認しては押さえて・・・を数回繰り返し・・・・


 で、結構綺麗になっちゃいました。
 
もう、これでOK。
 
ていうか、こういうのは深追い厳禁とココロエヨ! ってことで完了!できあがり!
 

パナのいう、スーパーソニックウエーブフィルタというフィルタが壊れてないことを祈るばかりですが、すっきりゴミが無くなって、撮影モチベーションも保たれ、画質も新品同様にもどった事であろうと思います。
 
まさか、AFの精度が落ちたりはしてないですよね??? 

 今回使ってみて、うまくいったのが、これ。
 
ペンタックス純正 ゴムスタンプ式センサークリーニングキット
O-ICK1
 
あくまでも、自己責任で、ってことでお願いします(*^ー゜)


黒点 Sunspot @ Sun


LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 で撮影した、ときおり日差しが出るという薄曇りな空。
2012年5月21日は金環食も見られるということもあって、月や太陽も撮り慣れて?おこうということで何枚か撮影してみた太陽。
レンズは300mm望遠で、カメラはm4/3のパナGH2。ということは、35mm換算で600mm相当の超望遠域。てことで、
100mm = 1mm Φ(35mmフィルム上での太陽・月の直径)の法則
により、お日様は 6 mm Φ で撮れるから、縦24mmのフィルムの1/4ほどの直径となる計算。

で、撮った太陽を拡大というか、RAW現像ピクセル等倍で見てみる。と、なにやら灰色のスポット状のゴミのようなものが映り込んでいる。

「あ~ぁ、撮像素子にゴミがついてるのかぁ?」

とおもって、別のカットも見てみる。


「ん?太陽の中の同じようなところに、点々と・・・やっぱりある!まさか、これって、黒点ちうやつとちゃう?? あ、いや、でも、こんなに簡単にとれるはず無いよね。カメラと望遠レンズだけだもん・・・」

「あ、いや、雲のフィルターがかかってたか。すごいぞ!! 雲!w」



というわけで、撮影した9月1日時点での太陽の黒点を調べてみた。
宇宙天気情報センターなるものがあって、そこに出ていた太陽のお写真。
http://swc.nict.go.jp/sunspot/

なんと、ぴったり一致!!\(◎o◎)/!

極軸までほぼ同じに撮れてるという偶然もあるけど、黒点て、こんなに簡単に撮れちゃって、良いの???

こんどは、ちゃんと撮ってみよ。

つーことは、太陽用のNDフィルタが要るのか、そうか、買うのかぁ?

 

THUNDERS AND RAIN


 
雷と雨である。    ↑ サンダーバードのオープニングではありません(念為)
ネイチャー派を旨とする SMB_Network としては(え~?いつから?)、真夏のこの時期、夕立を求めて四國中を駆け回っているわけで(嘘)、入道雲を見つけるや真下に入り込み、雷の稲妻や、やがて滝のように降ってくる豪雨を撮るのが恒例なのだ(って、いつからよ?)。
 
冗談はさておき、雷のオリジナル映像が欲しかったので、雷を撮る、ということを考えた。
とは言っても簡単にゲットできるモノでないことは想像に難くない。夜中とか、ナンチャラ火山の噴火煙で発生する稲妻なら、スチルで追って撮れるかもしれないけど、昼間の雷はスチルでは無理っぽい。ってことで、動画で狙いましょうって事になったわけ。
 
で、カメラはどうしましょう?ってことで GH2 の 60p モードで逝ってみることに。
あ、いや、CASIO EXILIM EX-F1 でも良かったんだけど・・・
 
でそうなると解像度は 1280 x 720 ってことになって、後々編集するときには新しいプロジェクトをEDIUSに設定しなくっちゃ、となる。
ただ、この 60p を 30p で再生すると速度としては、50% のスローモーション(200% overcrank) になるという、ちょっと美味しい仕様。
 
ということで、取り敢えずピカピカ、ゴロゴロ言い始めたとある夕方。
パナのGH2を廻し始めたのでした。とはいえ、中々構えている方向には稲妻は現れず、映像として撮れたのは2回だけでありました。
 
記録された 1270 x 720 60p な動画を、EDIUSでいろいろ再生側の速度を変えてみたりしたんだけど、音声もそれなりに付いてきて、結構面白い。
 
雷そのものの写り方も興味深く、CMOSの挙動にも思いを馳せたり・・・
 
前振りが長すぎたw。まぁ、とにかく、ご覧くださいませ!
 

Rainbow Angle of view

虹、なかなか綺麗な自然現象だけど、写真にはなかなかイメージ通りには収まらない被写体じゃないですか?どうですかぃ?

虹全体を収めようと思っても、28mm位のレンズだと全体は収まらないのよね。
ほれ、こんな具合に。w
Panasonic GH2 / UMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. ワイド端。14mm = 28mm(35mm equiv.)

虹も太陽も、地球上からだと、近くによっても遠くに離れても、写真に写る時の大きさは変わりませんよね。
太陽は遠くにありすぎて、虹はその発生原理による(らしい)けど、要は、虹の全体像を写そうとすれば、それがすっぽり入る画角(Angle of view)を持つレンズが必要ってことらしい。

ささっ、広角レンズ買いに逝け!w

って、どのくらいの広角レンズが有れば虹をまん丸のまま全部写せるの?

てぇことで、グーグル先生に訊いてみたw。
で、行き着いたのがこのシェーマ。
Lab:dddo/実験室どどどさんのサイトで虹についての説明に使われていたものです。わかりやすい!(*´∀`*)
http://dddo.cocolog-nifty.com/test/2007/05/info_7df0.html
 
どうやら、虹をカマボコ型に端から端まで写すには、焦点距離20mm以下の広角レンズが必要というコトらしい。
 
虹をまん丸に撮るには、って、そういう状況が有り得るのかどうかは?だけど、10mm で写る?
 
ちなみに、タイトル画像の写真は、Canon EOS 5Dmark2 / Samyang 14mm f2.8 の原画をトリミング・レタッチしてます。


こちらは、AEBからHDR合成。
なんと、副虹も写ってますねぇw。
気付きませんでした。
 
あとから、その気になってタイトル画像なども見直してみたら、写ってますね、副虹!(@_@;)


 
てことは、何かい、もう14mmでもアウトじゃん!全部映らないじゃんか!

魚眼・・・逝くのか、オレw

Mercalli @ proDAD

 
Panasonic Lumix GH2 の飛び道具、EXTC。そう、いーえっくすてれこん。マニュアル表記は、EXテレコン。
 
LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. のテレ端140mmは、35mm換算だと280mm。さらに、EXTCでx2な560mm (35mm equivalent focal length)。
 
ん?まてよ、16:9のTimelapse動画用のスチル撮影なので、1980×1080 pixels ちうことで、正しくはx2.6で728mm!(*’▽’*)♪ ワァ~オ~! 超望遠!
 (但し、Exif では、レンズの焦点距離(35mm):560mm となってる)
 
 
Panasonic GH2 ホームページより借用 :-)

イメージサークルよりも一回り大きなセンサーを使用しているので、16:9、3:2、4:3のどのアスペクトでも同じ画角で撮影できます。

http://panasonic.jp/dc/gh2/photo_engine.html



 

で撮れる一コマがこれ。

天候曇りで、時折雲間から陽光が差す。台風の影響からか風自体は強め。で、そこそこSeeingは良さそうと思ったけど、撮ってみたら結構mistyで、眠い画。

さて、どうしましょう。

 って、それ、撮り直しでしょ?普通。

Capture One pro 6.2 でヒストグラム見てみれば輝度分布が狭い。
 
なぜ?
 
ひょっとして測光をスポットにしてなかったから?
撮り方間違ってたのかなヽ(´Д`;)ノ
でも、もうこれレタッチして繋いでみよ~っと。w

とはいえ、EXテレコンはRAWデータ記録できないので、下手にレタッチ繰り返すと画質劣化必須なので悩ましい。

 だから、撮り直せってば



最終的には静止画つないで動画にするTimelapse素材なので、動画編集用ソフト、ウチはEDIUS Proなので、そのベクトルスコープ&ウエーブフォームで見てみたら、やはり輝度が狭い。
あたりまえか・・・w
 
さてと。どうしようか。
 
数千コマある静止画をひとつずつ輝度修正するのも大変なので、もうそのままAVIファイルに纏めて、編集して、最終レンダリング時に輝度補正を掛ける、ってことで行ってみる。
 
で、ベクトルスコープ&ウエーブフォーム頼りに、輝度、コントラスト補正をしたのがこれ。

 
ん~~~~ん? 画は一回り眠気はとれたようなんだけど・・・
いじった所為で画質落ちた (´д`) そ、それに、なにこれ!? 
 
手ブレ?
いや、三脚ブレ??
 
なんだか、結構盛大にブレてて、使えないぞ、これ。Σ(゚Д゚|||)

EXテレコンで728mm相当の超望遠状態で、しかも、フツーの三脚。沈胴式ズームが目一杯のびてフードもついて風に吹かれてフーラフラw。
いや、それだけじゃなくて、
電源車?から電源を取ってるので、コードがつながっているんだけど、ACアダプタが宙吊り状態w。
う~ん、これじゃ、風吹いたらブレて当然か(‘∀`)
 
ちょっと、いや、かなりお粗末なセッティングですなぁ。 写真ナメとんのか、ゴルアァヽ(゚Д゚)ノ

 
撮り直し!!  そうそうやっとその気になった?
 
 
 
ていうのが、普通なんだけど、まぁ、ちょっとこういう時のための助っ人、pro DAD の Mercalli 登場!

で、ソフトウエア的スタビライザを掛けてみた。(左:原画 右:mercalli後)

http://www.youtube.com/watch?v=3FdmOCcnKHc 

おお=! \(◎o◎)/! 結構止まるね、ブレ。

って、これで良いのかなぁ・・・画質さらに落ちたけどw

やっぱ撮り直してこよ~っと( ・∀・)    さっさと行け~!!

Propeller the Funky!

7月末、九州は福岡市への出張撮影。今回は事前に撮影許諾を確認していたので種々撮影出来る模様。

ということでPelicanでカメラを持って行くことに。
ていうか、許諾無くても持ってくけど、それは、な~んでか?(堺すすむ)ってうと・・・

四国は松山から九州は福岡へ。

ってことなので、移動には、陸路なら、車か、あるいはJR各線乗り継いで、という選択も可能。
さらに、車でも、橋を渡ってすべて陸路で、か、はたまた、フェリーなどを使って海上からでもアプローチ可能。

勿論、セレブな友達が「あぁ、オレのクルーザ使ってくれても良いよ( ・∀・)」ってことなら、松山の某マリーナから福岡へ乗りつけても行けるけど、多分、燃料代は飛行機に乗る方が安いと思われ(ry

さらに、松山・福岡にはエアコミュータでの直行便で空路という選択肢もあり、まさに、陸海空うち揃った移動手段引く手あまたの激戦区(嘘)。

空路も、セレブな友達が「あぁ、オレのビーチクラフト使ってくれても良いよ( ・∀・)」ってことで、松山空港から福岡空港へ飛んでも良いんだけど、飛行計画書やらいろんな手配が面倒な上に、駐機料が(ry

で、どうやって行こうか?と高所恐怖症の自分としては大いに悩む(楽しむ?・・・いや苦しむか?)訳でして・・・・w

で、その空路の航空会社で使われているのが、プロペラ機。
そう、ジェットじゃないのよね。   えっ、珍しいですか? そうですか。

機体は北欧製のプロペラ機で、SAABの340Bという機体。未だに座席に禁煙サインの表示灯があったりする、かなり古めのヤツで、定員36人の左一列、右2列の変則変態三列シート。揺れたりするカモw

てことで、今回は車で行こ~っと!と思ったそこの君、賢明です!正解です! 間違いないっ! (長井秀和 覚えてる?)

がっ、しかぁ~し!

これだけ、ネガティブ・キャンペーンてんこ盛りで聞かされても、是非乗りたく成っちゃうお茶目な魅力が、プロペラ飛行機には有ったのであ~る。

そうです、プロペラを撮影すると、とんでもなく面白い画像が撮れちゃうらしい事が発覚!

その映像がこれ!


iPhone

どこかの誰かさんがプロペラ飛行機に乗って、窓の外のプロペラを iPhon とか Nokia でなにげに撮った動画。

で、「なんじゃこりゃ~!(松田優作)」ってぶっ飛んで、さっそくYouTubeにUPしたってこと、らしい。

なんか、変でしょ、おかしいでしょ、有り得んでしょ!

っつうか、これ、実は投稿動画界隈では有名な映像群でして、同類の映像は、YouTubeかなにかで「プロペラ iPhone」あたりで検索すると、いっぱい出て来ますよ、ダンナ。

それも、いろんなパターンのプロペラ映像がよりどりみどり。 五月みどり! シャツ黄緑!  (嘉門達夫)

え~い!こうなったら、自分でも撮ってみたいじゃないのさ。

ってことで、ホントは恐いんだけど、プロペラ飛行機に乗ってみることに。

で、機内でプロペラを撮るカメラを三つ用意。

まずは、iPad2。


iPad2

ほぉ、なんか、やっぱ、ちょっとファンキーやないか?これ。
ひょっとすると、プロペラの回転数かなんかで映り方がいろいろ変化しそうな予感!

iPhone 程ではないけれど、これはこれで面白いw

じゃ、次、行って見よ~!

PanasonicのGH2っちうデジタル一眼。


GH2

フムフム。面白さや意外性には欠けるが、これもそれなりにファンキー!

逆に、ドキュメンタリーや旅物の背景画像には、使えない、っちう、中途半端さがある、とも言える。 ざんねぇ~ん!! (波田陽区)

さて、では、真打ち登場。我がスタジオのメインカメラ、Canon EOS 5Dmark2。

張り切ってどうぞ~!!


Canon EOS 5D2

おお、なんということだ。

ちっとも変じゃない。ファンキーさゼロ!

極普通の、それも、とても全うで綺麗な動画像ではあ~りませんか(チャーリー浜)!

ていうか、ドキュメンタリータッチの旅モノの背景画像に十分使えるじゃないですか、それで、いいんですかい?  In the sky?


ちう訳で、結局、iPhoneほどのファンキーなプロペラ映像には成らなかった訳で、そういう意味では、ほぼ、撮影は意味なしという虚ろな結果となりました。

っていうだけだと、悔しいので、無理矢理、こじつけの考察をひねり出してみた。それが、この一言。

「高いカメラほど、プロペラはマトモに撮れる!」

どうよ、ダメ?これw 

まぁ、iPhoneはマトモニ買えば10諭吉とかするから、iPad2の二倍、パナのGH2とほぼ同等だけど、あれは動画をとるだけの目的のブツじゃないからね。そもそも電話なんだからね。たまたま、プロペラががファンキーに撮れたるだけだからね。そうなんだからね、ゼーゼー・・・

大事なことなので、もう一度言いますよ、ダンナ。

「高いカメラほど、プロペラはマトモに撮れる!」

ていうか、別にプロペラに限らんだろうから、

「高いカメラほど、マトモニ撮れる!」

で、どうよ?


あぁ~っと、そうじゃなくて、どうして、同じCMOSで動画を撮ってるのに、こういう違いがでるのか?っていうのが謎なわけです。
Shutter Speed の違いだけなのだろうか?

もうちょっと、実験してみます。