Blackmagic Cinema Camera TEST

_T7C1179_2012x1342_50%_sRGB_NE

去年暮れ(12月21日)にBlackmagic Cinema Camera EF(以下:BMCC)が手元に来ました。

(BMCC には LPF が無いというのは、本当ですか?)

梱包されていた箱は、この手の光学器械?には珍しい、C型と呼ばれる形式で、いわゆる玉手箱みたいに蓋をスライドして開けるタイプ。
ラップされているので、不用意な所をカッターで切ると箱が台無しになるので要注意。w

中には BMCC 本体。各国用ACアダプタ。CD-ROM。それに、ライセンス用USBドングルと言ったところ。
ただし、同梱されてたCD-ROMに入っていたのは、DaVinci Resolve Ver9 の β 版。w

どうやら最新版は自分でサイトからダウンロードするヨロシ、っていう事らしい・・・。(^^ゞ

DaVinci Resolve以外で、CD-Rom からインストールされるソフトの中に、Blackmagic Disk Speed Test というのがあって、こんな風にドライブのスピードが測れます。
で、下に扱える映像フォーマットがチェックされます。ステキ!
DiskSpeedTestDiskSpeedTest

これまでの一連の記事で、DaVinci Resolve Light からの書き出しでエラーが出ると言って騒いでましたが、どうやら遅いディスクへの書き出しでエラーが出ていた様です。DaVinci Resolve から速いディスクへの書き出しだと、エラーは出ない様です。(^^ゞ


左側が、SSD512GBのドライブ。右側が通常のHDD。ちょっと遅いですねこれ。(^^ゞ

取り敢えず、本体バッテリを充電して、別途買っておいた動作確認済みSSDを投入して動作確認!と行きたいところなんだけど、SSD のフォーマットは、Mac 向けの HFS+ (Mac OS 拡張ボリュームハードドライブフォーマット)でないと NG の由。

じゃ、PC な人はどうすんのさ!?ってのがこちら。

英語マニュアルの 25p によれば、


SSD_Init_PC_BMCC PC な野郎は、まず、http://www.mediafour.com/ で、MacDrive というソフトウエアを買うヨロシ。
1) PC に MacDrive をインストールして再起動。
2) SSD を繋いで、
3) スタート > コンピュータ > 目的のSSDを右クリック
4) コンテキストメニュから、MacDrive>Format Mac Diskを選択。
5) MacDrive Disk Managerの中から目的のSSDを選び、Initialize disk>Initialize as GPTを選ぶ。
6) “Automatically create an HFS+ volume”を選択した上で、”Initialize Disk.”をクリック。
7)一度この手順でフォーマットすれば、BMCCで使えるSSDになります。


めでたしめでたし・・・。めんどくさいけど・・・w


BMCC 動作確認済みSSDの一覧表はこちら

Which SSDs have been approved for use with the Camera?
The following SSD’s are recommended for RAW CinemaDNG video capture:
OCZ 240GB Vertex 3 (VTX3-25SAT3-240G)
OCZ 480GB Vertex 3 (VTX3-25SAT3-480G)
Crucial 256GB C300 (CTFDDAC256MAG-10G1)
Crucial 512GB M4 (firmware 009) (CT512M4SSD2) ←ウチはこれ
Intel 335 Series 240GB SSD (SSDSC2CT240A4K5)
Kingston 64GB SSDNow V+100 (SVP100S2/64G)
Kingston 128GB SSDNow V+100 (SVP100S2/128G)
Kingston 240GB SSDNow V+200 (SVP200S3/240G)
Kingston HyperX 240GB (SH100S3/240G)
Sandisk Extreme 480GB (SDSSDX-480G-G25)
The following SSD’s are recommended for compressed video capture:
Crucial 256GB M4 (firmware 000F) (CT256M4SSD2)
OCZ Agility 3 240GB (AGT3-25SAT3-240G)
Sandisk Extreme 120GB (SDSSDX-120G-G25)


_T7C1006_2012x1342_50%_sRGB 2_NE取り敢えず、内部パッテリ充電。VF のケージ付けて、REDのトップハンドル・・・
ありゃ? こんな風にしか着かない。
(^^ゞま、いいか。
 
わざわざイメージサークルのおっきなTS-E付けてみたりして、動作確認をば。
 
この時点で、重量 3.4kg


_T7C1218_2012x1342_50%_sRGB_NE野外で撮影となると、だいたい、こんな風味。
外部バッテリは必須。
あと、これに外部マイク、外部モニタとくれば、担ぐのは覚悟が要るよ、きっと。


取り敢えず、車載で日没前30分な「曇天(雨)一部雲間から夕陽」という状況でのテストショットです。
日没直前は刻々と明るさや色温度が変わりますが、固定で撮っています。
後半に雲の切れ目からの薄明光線が写っています。

レンズはSamyang 14mm F2.8
撮影モードは、ProRes422 10bit

このファイル形式はMacでないと読めないかとおもったら、PC のEDIUS 6 でも読めました。( ´▽`)ノ

と言うわけで、DaVinci Resolve を使わないで、編集、カラコレなど総て EDIUS 6 で行ってみたテスト動画が、こちら・・・


【追記】
_T7C1320_5D3_2880x1920_NEVIMEO でのコメントで「カメラが安定しているけど、カメラの固定は?」という意味(多分)の質問があったので、追記してみます。
BMCC カメラは左側後席。外から見ると、こんな感じ。


_T7C1329_5D3_2880x1920_NE中から見ると、こんな感じ。トップハンドルはルーフに接していて、ブレ軽減効果を狙ってます。


_T7C1332_5D3_2880x1920_NEフォントが想定外だった、ロゴ入れオプション。(^^ゞ

Mercalli @ proDAD

 
Panasonic Lumix GH2 の飛び道具、EXTC。そう、いーえっくすてれこん。マニュアル表記は、EXテレコン。
 
LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. のテレ端140mmは、35mm換算だと280mm。さらに、EXTCでx2な560mm (35mm equivalent focal length)。
 
ん?まてよ、16:9のTimelapse動画用のスチル撮影なので、1980×1080 pixels ちうことで、正しくはx2.6で728mm!(*’▽’*)♪ ワァ~オ~! 超望遠!
 (但し、Exif では、レンズの焦点距離(35mm):560mm となってる)
 
 
Panasonic GH2 ホームページより借用 :-)

イメージサークルよりも一回り大きなセンサーを使用しているので、16:9、3:2、4:3のどのアスペクトでも同じ画角で撮影できます。

http://panasonic.jp/dc/gh2/photo_engine.html



 

で撮れる一コマがこれ。

天候曇りで、時折雲間から陽光が差す。台風の影響からか風自体は強め。で、そこそこSeeingは良さそうと思ったけど、撮ってみたら結構mistyで、眠い画。

さて、どうしましょう。

 って、それ、撮り直しでしょ?普通。

Capture One pro 6.2 でヒストグラム見てみれば輝度分布が狭い。
 
なぜ?
 
ひょっとして測光をスポットにしてなかったから?
撮り方間違ってたのかなヽ(´Д`;)ノ
でも、もうこれレタッチして繋いでみよ~っと。w

とはいえ、EXテレコンはRAWデータ記録できないので、下手にレタッチ繰り返すと画質劣化必須なので悩ましい。

 だから、撮り直せってば



最終的には静止画つないで動画にするTimelapse素材なので、動画編集用ソフト、ウチはEDIUS Proなので、そのベクトルスコープ&ウエーブフォームで見てみたら、やはり輝度が狭い。
あたりまえか・・・w
 
さてと。どうしようか。
 
数千コマある静止画をひとつずつ輝度修正するのも大変なので、もうそのままAVIファイルに纏めて、編集して、最終レンダリング時に輝度補正を掛ける、ってことで行ってみる。
 
で、ベクトルスコープ&ウエーブフォーム頼りに、輝度、コントラスト補正をしたのがこれ。

 
ん~~~~ん? 画は一回り眠気はとれたようなんだけど・・・
いじった所為で画質落ちた (´д`) そ、それに、なにこれ!? 
 
手ブレ?
いや、三脚ブレ??
 
なんだか、結構盛大にブレてて、使えないぞ、これ。Σ(゚Д゚|||)

EXテレコンで728mm相当の超望遠状態で、しかも、フツーの三脚。沈胴式ズームが目一杯のびてフードもついて風に吹かれてフーラフラw。
いや、それだけじゃなくて、
電源車?から電源を取ってるので、コードがつながっているんだけど、ACアダプタが宙吊り状態w。
う~ん、これじゃ、風吹いたらブレて当然か(‘∀`)
 
ちょっと、いや、かなりお粗末なセッティングですなぁ。 写真ナメとんのか、ゴルアァヽ(゚Д゚)ノ

 
撮り直し!!  そうそうやっとその気になった?
 
 
 
ていうのが、普通なんだけど、まぁ、ちょっとこういう時のための助っ人、pro DAD の Mercalli 登場!

で、ソフトウエア的スタビライザを掛けてみた。(左:原画 右:mercalli後)

http://www.youtube.com/watch?v=3FdmOCcnKHc 

おお=! \(◎o◎)/! 結構止まるね、ブレ。

って、これで良いのかなぁ・・・画質さらに落ちたけどw

やっぱ撮り直してこよ~っと( ・∀・)    さっさと行け~!!

動画 no 水平 傾き 補正 (EDIUS Pro 5 3D P in P)

「結いのあかり」という東日本大震災のチャリティーイベントが2011年5月1日、愛媛県松山市で行われて、その映像を撮ってまいりました。ぜよ!
撮影は例によって5DmarkII で、レンズは、EF24-105mm F4L IS USM とキット仕様w
特に今回は暗い現場なので、5D2のお手並み拝見と言ったところw

で、リグはZacutoのリグでの担ぎ仕様にマウントしての撮影とタイヤドリー三脚に固定で撮影。
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