大上段に振りかぶったタイトルに期待してはあきまへ~ん。w
デジタルな動画を撮ってるわりには、曖昧な知識しかないので、いろいろ調べてご託を並べてみるだけなのでほとんどが復習、おさらい、無知の公開であって、おもしろくもおかしくもないなので、普通なら没なんだけど、最近かくネタもないので、消さずに置いとくってなノリのエントリーだす。w
長らくHDVビデオカメラを振っていたのですが、圧倒的な画質の良さ、アサアサの焦点深度のボケ味、フルサイズの撮像素子から切り取られる映画のような画質に魅せられ、それこそ見よう見まねでEOS 5D2な動画を扱うようになってしばらく経っちゃいました。そこら辺の業務用VTRと比べても遜色ないどころか、ある意味、超えちゃってる部分もあったりしてなかなか興味深いカメラです。っていまさら言うのかいw。
じゃ、何故綺麗に撮れちゃうの?っていうのが、実はデジタル化した時の映像の情報量の多さも効いているらしい、ってのは小耳に挟んだことがあって、EOS 5D2 は40Mbit/sを超えているらしい・・・とか。ホント~?
ちなみにHDV規格の業務用VTRで撮る1080i は25Mbit/sまでの帯域を使って映像信号を乗せるっていう規格。http://en.wikipedia.org/wiki/HDV 一般的にはこの帯域が広ければ広いほど映像情報量は多いと考えていいと思われまする。
ついでに言えばBDはCBRで記録すると24Mbit/sの映像帯域で記録。DVDは最大9.2Mbit/sあたりが規格の限界。いずれも長時間録画しようとすれば記録ビットレートを下げたりVBR(可変ビットレート)にしたりするので画質劣化は避けて通れないことになっとります。
動画にせよ静止画にせよ、撮るのは勿論カメラで、CMOS上の映像データ(RAWデータ)を取り込んでデジタル映像として変換・圧縮して最終的にCFなりSDなりのメモリーに書き出すってのが大まかな仕組み。で、途中にバッファ(メモリー)ってのがあって一時的にデータを貯めておくところで、書き出しが間に合わないときなどには、そこに一時的に保管するようになってるってのが通常らしい。
でこの行程のうち、CMOS上の生データをRAW、それをJpegなどの汎用画像に圧縮変換するしたり、AVI状態なパラパラ漫画をAVCHD規格などの動画に圧縮するのはカメラ内部のCPUの仕事で、各社独自の名前を付けたりします。EOSだとDIGICとか。
いずれにせよ最終段階のデータ記録時に、CFやSD自身のデータ転送速度が遅いと「書き出し待ち」が発生することになります。
さて、メインで使っている5D2はCFカードで、動画データなどもストレスなくやりとりしたいので、SanDiskの64GB 90MB/sという規格のモノを使用してて、特にストレス(書き出し待ち)なく、FHD連続動画撮影、RAWデータ+JpegのAEB撮影などが出来てます。
ところが、PanasonicのGH2に、EX-F1で使ってるPanasonic 16GB class6 のSDカードを差してRAW+JpegのAEBやってみると、データの書き込みで待ち時間が発生(砂時計の登場!)するんですわ。
で、こりゃてっきり、このSDカードが遅いからだと思って「もっと高速なclass10 なSDカードを買わなくっちゃ!」と思った次第。
まぁ、でも買う前に現状では、どのくらいの書き込み速度の差があるのか、見てみようじゃないのさ!
ってことで、CrystalDiskMarkではかってみることに・・・
SanDiskの64GB 90MB/sという規格のモノ。
5D2に使っているモノで、特に問題を感じないCFですが、いざ実測してみると、こんなもん。
まぁ、確かに25GBほど使用中だし、結構使い込んではいるので新品ではないけど、謳い文句の「90MB/s」ってのからすれば、その1/3以下ってどうよ!っていう驚愕の事実!!
いやぁ、計り方がわるいの?どうなの?
ていうか、これでも5D2では何のストレスもなし!?
ってまぁ、同じは借り方で比べるなら、どっちが遅いとかのモノサシにはなるはず。
ってことで、砂時計がでるSDカードのほうを計る。
Panasonic 16GB class6 のSD
あれれ?
たいして変わらないじゃんか?
ちなみにclass 6 とは、6MB/sec (48Mbps)で、class10が10MB/sec (80Mbps)なので、このカードはclass6と表示されているものの、class10もクリアしてることになりませんか、どうですか?
まぁ、それでも実際には「砂時計」が出てくるわけで・・・。
てぇことは、あれかい?GH2のバッファが小さいの?書き出し遅いの?どうなのその辺?
てことで、グーグル先生に訊いてみると、・・・・
どうやらGH2でバッファの書き出しが遅い!ってのはWell known probrem! らしいorz
http://www.youtube.com/watch?v=siEb1_SHwFE
http://www.youtube.com/watch?v=siEb1_SHwFEファームウエアーのアップデートでの対応を期待する・・・みたいな書き込みがおおかったw
で、まぁ、せっかくCDMを引っ張り出したんで、ついでにあれこれ気になる記憶装置のテストをばw
ST31000524AS
ごく普通の1TBのHDD SATA接続
可もなく不可もなしw
HDD WD7500BPVT-22HXZT1
こちらはeSATA接続の2.5′ HDD 750GB
外付けケースは、ガチャポンパ by Owltech
これは、画像データのバックアップ&持ち運び用のドライブ。
まぁ、バックグラウンドでバックアップするから、こんな速度でも許す。w
http://www.owltech.co.jp/products/drive_case/EGP25_EU/EGP25_EU.html
M4-CT256M4SSD2 (SSD)
これは、一応、現時点では最速の部類のSSD。
まぁまぁこれ位の速度だと、取り敢えずシステムの起動やアプリの起動もまずまずの速さ。
でも、すぐに慣れちゃうのが人間のサガw
RealSSD C300 CTFDDAC256MAG-1G1(SSD)
これもちょっと前のモデルのSSD。
最新のやつより実測の読み出しは速い。
ていうか、最新型よりいい仕事してるんじゃないのかな?お買い得?
http://kakaku.com/item/K0000093107/
ってなことで、すっかり道草喰ってる間に本題から大きくはずれ
「外部記憶装置は、何がよいか比較テスト」
ていうのが、タイトルとしてふさわしい状態になってしまったけど、もういいのじゃ。
【おまけ】
外付けドライブ用のインターフェース 理論値の最大速度
USB2.0 480Mbps(1秒間に60MB)
IEEE1394(IEEE1394a) 400Mbps(1秒間に50MB)
eSATA 3Gbps(1秒間に300MB)の転送速度
※SATA2.0、2.5、2.6のHDDをつなげた場合
USB3.0 5Gbps(1秒間に625MB)の転送速度