5D mark III 見参!【解像度 vs GH2 (Hacked)】

Canon EOS 5D mark3 がやってきたので、mark2 から、どのくらいリファインされているのかを比較してみよう、という乗りで始めた比較テスト。

まぁ、テストっちうほど大袈裟な事が出来る腕も知識も機材もないけれど、「こんなん撮れました」って眺めてるうちに、じゃぁ GH2 や、V1J も加わって貰って Skew のテストも・・・。

っていうことで、折角だから、取り敢えず、GH2 も、Hacked にしてみましょうか・・・。
ところが、この Hack したことで、一気に話はややこしくなって来たんですワ、実際の所。

こんな事言うと GH2 には失礼だけど、やっぱ、今まではメインかサブか?と言われれば、順序として、

1)5D2  2)GH2

位の認識だったのが、5D3 が来りゃ、当然

2)5D3 2)5D2 3)HG2

となるハズだったのが、なんだか GH2 → GH2(Hacked) に変身したら・・・

1)GH2(Hacked) 2)5D3 3)5D2

に成りそうな勢いなんですよ、オクサマ。( ゚д゚ )

ただ、Hacked GH2 と言っても、ウチのはRaitank氏のブログの記事を参考にさせて頂いて、第一段階?の安定版、Chir’s 44Mbps というものです。映像ビットレートだけ見れば、5D2 とほぼ同じビットレートです。

さて、では、「こんなん撮れました」の続き。w

前のエントリで「GH2 の画が少し眠いかも・・・」などと毒を吐きましたが、何故そう見えたのかを調べてみましょう。

今回の景色は、愛媛大洲市。菜の花で有名な五郎界隈。
手前に日陰の菜の花。
向こう側に日向の菜の花。
背景は遠景に枯れ木の群生と、鉄塔。
という、田舎の風景。

で、これを暗部(影の部分)から日向の部分へとゆっくり上へチルトしながら動画を撮ってみましたが、その一コマを切り出してみます。


で、こちらが GH2 の動画の一コマ。
曇りの海ほどは眠くない?w


5D3 の一コマがこちら。


【GH2 (Hacked)】

Hacked GH2 の映像を一コマ切り出して、Capture One で表示。
左上のヒストグラムをみてみると、どうやら高輝度の部分がかなり抑え気味になっていて、随分ラティチュードが狭めの設定になっている様な気がします。


白飛びのヘッドルームを多めにとってる安全設定かもしれませんが、これが災いしてコントラストが少ない、眠い画に見せてしまっているのかも知れません。

では、5D3 の画はどうでしょう?




こちらは、5D3 の映像のヒストグラム。

僅かの差かもしれませんが、高輝度の部分にもデータが載っていて、HG2 のヒストグラムよりは、広く帯域を使っているようです。


では、ここで、GH2 の映像をレタッチして、ヒストグラムの全域を使う様にしてみます。

5D3 も同じくヒストグラム全域を使う用にレタッチしてみます。

これで、画の眠さは同じくらいに改善された様な気がします。



で、両者の画をよ~く比べてみると・・・GH2 のほうが、鮮鋭感があるような気が・・・。w

ん?メインカメラの座を喰うのか?   喰ってしまうのか??

で、こんな事をしてみると、

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=hPDMzDoeses&autoplay=0]



あれ?
GH2 のシャッタスピード優先AEって、段階的に輝度補正なんですか? 
ヌル~っと無段階的に変化しないんですか?

どうすれば、5D3みたいに、ヌル~っと無段階的にフォローしてくれるんでしょうか?

ファームのハックで出来るんでしょうか?

・・・と疑問の山が築かれるのでした。

いやぁ~、GH2ってまだまだ面白い!!! ( ´▽`)ノ


Structures by the Sea




海辺のストラクチャ。

我が敬愛すべきPathric Smithセンセの映像にもしばしば登場する、海辺の構造物、そう、ストラクチャ。Pathric Smithセンセイのそれは、しっかりと色彩が乗っている風味なのだけれど、もう一人の師匠Michael Levin様のそれは、モノクロームのみという幻想的作風なのであります。どちらも思わず「かっけ~!!」と叫んでしまうほどのインパクトがあって、とくにPathric Smith師匠は5Dmark2で撮ってらっさるわけで・・・

となると、同じカメラを持ってる自分としては、無謀を承知で真似してみたくなるわけで・・・w

で、パクリモノ新企画!?『海辺のストラクチャ』シリーズとなったのでありますが、これがあ~た、一筋縄では行かない訳ですよ。まずは、海の波を消して独特の風景の下地をつくるために、シャッタースピード(SS)を徐々に長くして試写してみた結果、6~30秒は開けて置きたいって感じです。
5D2の場合だと、30秒までのSSであればプログラムAEが面倒見てくれるの先ずはそれで(^_^)ゞ

で、カメラ単体だとf/22に絞っても露出オーバになるし回折で画が悪くなるし、CMOSのゴミはクッキリ写るしw、、、ってことでNDフィルタにお出ましいただくのですた。

で、ポチッたのがこれ
Kenko フィルターMC-ND400 PRO
これで入ってくる光を1/400に減光するのだそうです。これは来年5月の皆既日食にも使えるね。(o゚▽゚)v
で、コレを付けてカメラのファインダーを覗くと・・・・
もう、真っ暗。ピーカンの景色も殆ど暗闇。
で、とてもファインダー越しのピント合わせは出来ません~。
いろいろ情報を漁っていると、どうやらライブビューで見るとそれなりの明るさでバックモニタに画がでるので、そこで合焦確認をするとヨサゲとのこと。また、ライブビューのAF はコントラストAFとのこと。

で、さらに、普通にアイピースシャッタなしで撮るとファインダからの光逆進入?で、盛大なアンダー画像の山ができあがりまするるるるる~。orz
← こんな

このショットはAEBで撮影された+2EVの画像で、それでも、この有様です。w
さて、どうしたものか・・・?


結論から言うと、「ライブビュー撮影をするヨロシ」です。
ホントは「露出計でちゃんと測ってマニュアルで撮るベシ」でしょうけど(^^;

とにかくND400とか着けちゃうと殆どファインダはものの役には立たなくなるので、ライブビューでなんでもかんでもやっちゃいます。
ISOを好みに固定して、ピントを確認して、望みのSS(自分の場合は30秒)になるようにAvを探ってf/11前後になるようにモロモロ、塩梅をいたします。でもって、そのまんまタイマーリモコンを押す、ヨロシ。
ミラーはアップしっぱなしなので、露出評価はファインダーからの進入光の影響をうけないCMOSセンサでされるため、適正露光が行われるようです。
当然30秒露光ですから、三脚は必須アイテムであります。風に吹かれてもプルプルしないしっかりしたモノをドーゾ(o゜▽゜)o

で撮ったのが、こんな・・・

24mm のワイド端だとケラレまする。(゜◇゜)



で、シリーズってことは、つづくの?か?

菜の花@閏住_2011 DP6 添え



ウチの子になったDP6のフィールドテストを兼ねて、今年も閏住@双海町へ。
 
動画を撮りに行ったので写真はほんの数枚だけ。

というか、撮影当日は薄曇りから晴れだったけど、なんか、無茶苦茶風が強かった。
おそらく10m以上の不意の突風が吹いていたと思う。フィールドモニターの着装で風を受けやすくなった所為もあるけど、三脚固定のカメラがぐらつく始末。で、スプレッダを広げて対応が必要なほど。体感温度も低くて這々の体で撤収。現場は道路一本向側は海岸で、晴天の大時化。道路も潮をかぶって・・・ 続きを読む

Castle View

Castle View

 雨の降り出しそうな曇天の日の入り5分前に、ISO50にセットしたF4.0 なレンズのカメラで撮影すると、このような「盛大にアンダーな失敗作」ができあがるわけで、別にそれがどーした?んなもん、お蔵入りに決まっとろうがというワンショットです。

 

 まぁ、はっきり言ってこのままだと「使えない」わけで・・・(苦笑)
けど、これを何とかコンテンツとして使いたいとなると、小細工が必要になるわけでして・・・

撮影場所:広島市 某ホテル14階のCastle Viewな部屋から



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