確か、2011年10月の中頃、初めて手にしたND400の30秒露光で海の波を消した映像(左の画像です)をTwiteerにUPしたとき、
「これは素敵な雰囲気ですね>>うみべ。あ、更に、これにPLフィルタを付けると、海の色が濃くなる、かな?」
とアドバイス・ツイしてくださったのが dddo2it さんでした。(o゜▽゜)o
仰るとおり、長時間露光に限らず、風景を撮るときにPLフィルタを使うといろいろな効果が得られますよね。効果の詳しい説明は【匠のデジタル工房・玄人専科】などの達人のサイトをご覧いただくとして (^^; PLフィルタによる画像の変化を見てみました。
なお、今回使ったPLフィルタは、C-PLフィルタで、Zeta ワイドバンドC-PLの77mmΦというフィルタです。
このフィルタ、最新の精密機械加工による薄枠設計なのだそうですが、自分の使い方だとND400との二段重ねになるので、EF24-105mm のワイド端だとケラレます。 ( ̄∇ ̄)ハイ
で、このフィルターはフィルタ面を回転させて効果を変化させて使うのですが、通常、▲マークが12時の方向だと最も効果が強く、9時、あるいは3時の位置だと最も効果が弱くなります。
んだば、その効果の弱い映像と強い映像を比べてみっぺし。
こちらはC-PLフィルターの最も効果の少ない角度での映像です。
Canon EOS 5D mark2
EF24-105mm F4L IS USM
ND400 + C-PL ▲ @ 9時
ISO50 30秒 f/16 32mm @ 24-105mm
ご覧の通りまぁ、普通の映像なのですが、水面には反射影が映り水中の様子は分かりにくくなっています。
サムネイルをクリックして拡大画像にすると解りやすいかも知れません。
こちらは最も効果が強く表れている時の映像。
Canon EOS 5D mark2
EF24-105mm F4L IS USM
ND400 + C-PL ▲ @ 12時
ISO50 30秒 f/8 32mm @ 24-105mm
水面での反射影がフィルトアウトされた分、水中の様子や海そのものの色が濃く写っています。
フィルタの回転角度によって効果の掛かり具合が連続変化するようですので、好みの回転角で撮影すれば良いようです。
とは言っても撮影現場できちんと確認するのは、それなりに大変かも・・・w