EF8-15mm F4L Fish Eye!

EF8-15mm-F4L

                魚眼レンズ Canon EF8-15mm F4L

senser size 35mm だと、8mm で、全周魚眼、15mm で対角線魚眼となるのです。


_MG_8422_2012x1342_50%_sRGB
全周魚眼


_MG_8437_2012x1342_50%_sRGB
対角線魚眼


_T7C2347_2012x1342_50%_sRGB

けれど、これを BMCC に付けると、19.2mm ~ 36mm と、良い感じのワイドレンズとなります。

まぁ、BMCC を車載で使うことが多いので、どちらかと言えば、常用レンズという感じかと。w

さらに、レンズの真ん中付近しか使ってないので、標準レンズフードに Fader ND 付けてガムテで固定しても、全然蹴られません。(^^ゞw

っていうか、Fader ND に直接日が当たらないように、フレンチ・フラッグの様なモノが必要です。
ちょっと真面目に対策せねば、です。w



この動画のフロントカメラはGH2で 14mm@14-140mm で撮っていて、サイドカメラは BMCC で、この魚眼レンズで撮っています。

最期から2つめのカット(3:15~)で、BMCC に Manfrotto MVR901EPLA をつないで、EF 8-15mm でピン送りしてますが、結構画角変動 ( ブリージング ) しますです、はい。(^^ゞ

あと、Manfrotto MVR901EPLA のIRIS RC は、連続可変ではなくて、ステップワイズで、カックン、カックンと動きます。



こちらの動画は、冒頭にEF70-200mm F2.8L IS II USMで、BMCC のタイムラプスのカットと、あとはフロントカメラは同じ構成で、サイドカメラは、Samyang 14mm F2.8 と、魚眼レンズを一部使っています。

最期の方のカット(3:32~)で、車のリアウインド・スモークガラスをNDフィルタ代わりにしてみましたが、ムラがあって、NGでした。(爆

でも、高速道路だとリアウインドを開けてると、車内がドラミングで耳が痛くなるんですよね~。
やっぱり「カメラを車外に出せ」って事ですかね~。(^^ゞ


LANC de IRIS RC

BMCC EF (Blackmagic Cinema Camera EF ) で、Canon EF レンズのIRIS(絞り)をコントロールするには、現状で、カメラ本体のバックパネルで操作するか、BMCC 対応のLANC RC で操作するという選択肢になります。

バックパネルでの操作は、カメラブレを誘発したり、リグに組んだ場合の操作感がイマイチなので、手元のリモコンで操作したいところではあります。

ただ残念ながら、現在手持ちのLANC リモコン(RC)は、録画とズームには対応している様なのですが、絞りのコントロールには非対応の様でした。IRIS RC に対応しているリモコンは比較的少ない様で、BMCC への推奨機種として、現在は、Blackmagic Cinema Camera に関するよくある質問の、

What external LANC controllers are supported by the Blackmagic Cinema Camera?

の項で紹介されている、以下の2機種となるようです。


1.Manfrotto MVR901EPLA


Manfrotto_Damper_Lank1
日本語の取説は、こちら
ご覧の通り、フルイドヘッドのダンパーのローレットに取り付けるタイプ。
リモコン部分だけでの運用は出来ない様です。


2.Bebob ZOE-DVXL


2ZOE

英文マニュアルは、こちら。

こちらはダンパーに取り付けるタイプ。
リグ運用する場合は、こちらのタイプが有利ではあります。

さ~て・・・どっちにするか。

え? どっちも!? (^^ゞ

BMCC to SSD no Aisyo?  

タイトルはローマ字読みでどうぞ w

BMCCの収録データは、SSDへ記録されますが、どうやら、BMCCとの相性が厳しく、BMD社でも、動作確認済みの推奨SSDをWeb上に公開しています。

ただ、手元の SSD でテストした限りでは、このリストに載っているSSDであっても、CinemaDNG 2.5k RAW で、記録エラー(駒落ち)するものが有りましたので、報告いたします。


駒落ちしたSSDは、
Crucial 256GB C300 (CTFDDAC256MAG-10G1)
ssd_crucial_full

このSSD、実はPCで一年ほど使用していたSSDで、システムを512GBのSSDに換装したので、退役したもの。
事情通に訊くと、Crucialは結構ウェアレベリングに難を抱えているSSDが多いので、使い込んだSSDは、何かと問題を引き起こすかも・・・などと仰るので、使い古したCrucialは避けた方が良いのかも知れません。

それに256GBだと、せいぜい30分しか録画できないので、予備の予備くらいに思っていた方が良いかも知れません。 (^^ゞ


それならば、と、新品の512GBのCrucialはどうなんでしょうか?
と2個買ってきたのがコレ。
Crucial 512GB M4 (firmware 009) (CT512M4SSD2)

crucial_m4_512gb_2
結論から言えば、これも駒落ちします。

ファームを最新にUPしてみたり、フォーマットをexFATにしてもみたりと・・・。
でも、駒落ちします。(;。;)

最初の7分くらいは大丈夫なことが多いのですが、それ以上の長廻しするとポロポロ駒落ちし始める様な感じです。
映像記録終了直後にSSDを抜くと、かなりの発熱があって、アッチッチとなりますので、ひょっとすると熱ダレして落ちるのかも知れません。

駒落ちしたクリップ(フッテージ)は、DaVinci Resolveからは、一続きの映像ファイルと認識しなくなり、記録しているフォルダに同梱されている「音声トラック」との同期が取れなくなり、使えないクリップ(フッテージ)となってしまいます。

CinemaDNGでの記録開始からストップまでのワンカットの映像は、SSD内部で一つのフォルダに収められ、一コマづつの連番が振られているものと、音声のWAVファイルで構成されています。
もし、駒落ちがあると、DaVinci Resolveで、一つの映像ファイルとして認識せず、細切れのファイル群と表示され、音声の無い映像だけのファイルという扱いになります。

初めてコレを見たときは、何が起こっているのか訳が分からなかったのですが、BMCCは、「動画記録中に駒落ちが発生するとバックモニターの赤い REC が点滅する」とマニュアルにかかれてあり、点滅したら「オーマイガー」と呟いて、撮り直し、する、ヨロシ、です。

とはいえ、駒落ちが少ない場合は、なんとか救済する方法が無いわけでもありません。


【BMCC駒落ち救済法】


連番を追えば、その不連続点が駒落ちしている駒と解ります。
というか、DaVinci ResolveでSSDのデータをメディアプールに入れるとき、細切れのクリップが表示され、途切れている駒の連番も表示されますから、それを頼りに、何番の駒が落ちているのかをメモします。あとは、落ちている駒の前後の駒のデータをコピーして駒を埋め、連番の欠落を補います。全駒の連続性が修復出来るたら、そのクリップは音声付きの一つの映像ファイルとしてDaVinci Resolveに認識されます。あとは、グレーディングしてエンコするなりお好きにどーぞ、となります。

で、映像の48秒の部分の、7駒の駒落ちをコピーで埋めた動画がこちらです。(^^ゞ


というわけで、またまたSSD放浪記が始まるわけで・・・w

現時点で、駒落ちせずCinemaDNG 2.5kRAW をフル容量撮り切れているのが、こちら。

Sandisk Extreme 480GB (SDSSDX-480G-G25)

どうやら、「やっぱ、鉄板はサンディスクよね~♪」という声が聞こえてくるような・・・w

SanDisk_SSD

CinemaDNGなモードでのワークフローを考えると、エンコード(トランスファ)が終わるまではSSDはリムーバブルベイに差しっぱなしとなるので、次の撮影には別のSSDが必要となりそうです。
さて、次の一個は、何にしようかしら・・・やっぱSanDisk? (^^ゞ

BMCC Camera Test 2

私のように、Windows7な環境でBMCCを使っているマイノリティな人むけの Blackmagic Cinema Camera のファームウエアが、2013年1月31日にBlackmagic Cinema Camera 1.2 for Windowsへバージョンアップされました。

で、変更点は?


Blackmagic Cinema Camera Utility 1.2

What’s New?

• New option for time lapse recording in the Recorder settings
• exFAT file system support
• F-stop values are displayed when using compatible EF lenses
• SDI output now supports RP-188 timecode
• Support for Thunderbolt on Windows


で、意訳しますと、おおよそ・・・


Blackmagic Cinema Camera Utility 1.2
黒魔術 映画用 写真機 電脳道具 壱点弐

• タイムラプス撮影モードを新設
• SSDでexFat フォーマットに対応
• 対応しているCanon EFレンズのF値を表示
• SDI出力にRP-188タイムコードの出力に対応しました
• WindowsでのThunderboltに対応しました


と、いうことらしい。

つまり、SSD のファイルシステムが、Mac の HFS+ だけでなく、Windowsのオプション設定で選べる exFat もサポートする、と言う事になった。
つまり、サードパーティ製の「MacDrive Pro 9」などのフォーマットソフトが不用になったということらしい。3ライセンスも買ってしまったのに、だれか要りませんか?orz

また、Windowsのサンダーボルトにも対応ということは、MacBookなどを買わずとも
Blackmagic UltraScope
が使えるということかと・・・。

とはいっても、Thunderbolt搭載のノートPCがないと、現場での音声レベル確認は出来ないことに変わりなし・・・ではあります。 よね?(^^ゞ

Blackmagic Cinema Camera TEST

_T7C1179_2012x1342_50%_sRGB_NE

去年暮れ(12月21日)にBlackmagic Cinema Camera EF(以下:BMCC)が手元に来ました。

(BMCC には LPF が無いというのは、本当ですか?)

梱包されていた箱は、この手の光学器械?には珍しい、C型と呼ばれる形式で、いわゆる玉手箱みたいに蓋をスライドして開けるタイプ。
ラップされているので、不用意な所をカッターで切ると箱が台無しになるので要注意。w

中には BMCC 本体。各国用ACアダプタ。CD-ROM。それに、ライセンス用USBドングルと言ったところ。
ただし、同梱されてたCD-ROMに入っていたのは、DaVinci Resolve Ver9 の β 版。w

どうやら最新版は自分でサイトからダウンロードするヨロシ、っていう事らしい・・・。(^^ゞ

DaVinci Resolve以外で、CD-Rom からインストールされるソフトの中に、Blackmagic Disk Speed Test というのがあって、こんな風にドライブのスピードが測れます。
で、下に扱える映像フォーマットがチェックされます。ステキ!
DiskSpeedTestDiskSpeedTest

これまでの一連の記事で、DaVinci Resolve Light からの書き出しでエラーが出ると言って騒いでましたが、どうやら遅いディスクへの書き出しでエラーが出ていた様です。DaVinci Resolve から速いディスクへの書き出しだと、エラーは出ない様です。(^^ゞ


左側が、SSD512GBのドライブ。右側が通常のHDD。ちょっと遅いですねこれ。(^^ゞ

取り敢えず、本体バッテリを充電して、別途買っておいた動作確認済みSSDを投入して動作確認!と行きたいところなんだけど、SSD のフォーマットは、Mac 向けの HFS+ (Mac OS 拡張ボリュームハードドライブフォーマット)でないと NG の由。

じゃ、PC な人はどうすんのさ!?ってのがこちら。

英語マニュアルの 25p によれば、


SSD_Init_PC_BMCC PC な野郎は、まず、http://www.mediafour.com/ で、MacDrive というソフトウエアを買うヨロシ。
1) PC に MacDrive をインストールして再起動。
2) SSD を繋いで、
3) スタート > コンピュータ > 目的のSSDを右クリック
4) コンテキストメニュから、MacDrive>Format Mac Diskを選択。
5) MacDrive Disk Managerの中から目的のSSDを選び、Initialize disk>Initialize as GPTを選ぶ。
6) “Automatically create an HFS+ volume”を選択した上で、”Initialize Disk.”をクリック。
7)一度この手順でフォーマットすれば、BMCCで使えるSSDになります。


めでたしめでたし・・・。めんどくさいけど・・・w


BMCC 動作確認済みSSDの一覧表はこちら

Which SSDs have been approved for use with the Camera?
The following SSD’s are recommended for RAW CinemaDNG video capture:
OCZ 240GB Vertex 3 (VTX3-25SAT3-240G)
OCZ 480GB Vertex 3 (VTX3-25SAT3-480G)
Crucial 256GB C300 (CTFDDAC256MAG-10G1)
Crucial 512GB M4 (firmware 009) (CT512M4SSD2) ←ウチはこれ
Intel 335 Series 240GB SSD (SSDSC2CT240A4K5)
Kingston 64GB SSDNow V+100 (SVP100S2/64G)
Kingston 128GB SSDNow V+100 (SVP100S2/128G)
Kingston 240GB SSDNow V+200 (SVP200S3/240G)
Kingston HyperX 240GB (SH100S3/240G)
Sandisk Extreme 480GB (SDSSDX-480G-G25)
The following SSD’s are recommended for compressed video capture:
Crucial 256GB M4 (firmware 000F) (CT256M4SSD2)
OCZ Agility 3 240GB (AGT3-25SAT3-240G)
Sandisk Extreme 120GB (SDSSDX-120G-G25)


_T7C1006_2012x1342_50%_sRGB 2_NE取り敢えず、内部パッテリ充電。VF のケージ付けて、REDのトップハンドル・・・
ありゃ? こんな風にしか着かない。
(^^ゞま、いいか。
 
わざわざイメージサークルのおっきなTS-E付けてみたりして、動作確認をば。
 
この時点で、重量 3.4kg


_T7C1218_2012x1342_50%_sRGB_NE野外で撮影となると、だいたい、こんな風味。
外部バッテリは必須。
あと、これに外部マイク、外部モニタとくれば、担ぐのは覚悟が要るよ、きっと。


取り敢えず、車載で日没前30分な「曇天(雨)一部雲間から夕陽」という状況でのテストショットです。
日没直前は刻々と明るさや色温度が変わりますが、固定で撮っています。
後半に雲の切れ目からの薄明光線が写っています。

レンズはSamyang 14mm F2.8
撮影モードは、ProRes422 10bit

このファイル形式はMacでないと読めないかとおもったら、PC のEDIUS 6 でも読めました。( ´▽`)ノ

と言うわけで、DaVinci Resolve を使わないで、編集、カラコレなど総て EDIUS 6 で行ってみたテスト動画が、こちら・・・


【追記】
_T7C1320_5D3_2880x1920_NEVIMEO でのコメントで「カメラが安定しているけど、カメラの固定は?」という意味(多分)の質問があったので、追記してみます。
BMCC カメラは左側後席。外から見ると、こんな感じ。


_T7C1329_5D3_2880x1920_NE中から見ると、こんな感じ。トップハンドルはルーフに接していて、ブレ軽減効果を狙ってます。


_T7C1332_5D3_2880x1920_NEフォントが想定外だった、ロゴ入れオプション。(^^ゞ