それは、去年の夏。
某大学の中の人が、コンデジの液晶で傍らの人に写真を見せて、一言二言説明していた。
写真を見せられた外の人は、説明を聞きながら、次第に驚きの表情へと変わっていった。
そのLCDにはフクロウの仲間と思われる鳥さんが写っていた。
そして、それは「アオバズク」という種類で、中の人が勤務する某大学のキャンパス内の樹によく留まっているのだそうだ。
これは、私が撮ったアオバズク君の雄姿。
コンデジで中の人が撮ったアオバズク君のほうが大きく映ってはいたけれど、私の写真は某大学の公式ホームページのタイトルバナーの一枚に採用されたカットなのであります。( ´ ▽ ` )ノ
「あおばずく」でググればいろいろ情報があって、いくつか意外だったのが・・・
【アオバズクは渡り鳥である】
ということ。一見、フクロウの仲間で、テリトリーを持ってて地域永住型と思っいがちだけど、アオバの頃にやってきて、子育てして、また南の国へ帰って行くのだとか。
【アオバズクは人里に居る】
なんせ大学キャンパスの、それも教室ビルの真ん前の樹に留まっているのだ。
週日であればその下を学生が群れなして闊歩するような樹に居るのである。
ふと、見上げると、そこに居るのである。
【アオバズクはちっさい】
アオバズクはフクロウの形なのでラグビーボールほどの大きさかと思いきや、実際にはアサヒスーパードライ500ml 缶の大きさである。以外と小さい。その思い込みの差もあってか、なれるまでは樹上に留まっている鳥を見つけるのは、なかなかむずかしい。
というわけで、カメラを携えて大学のキャンパスへ・・・
で、アオバズク君を撮らせていただくことにします。
週日に行くと、学生さんらに「なんか、いるんっすか?」と言われるので、土日を狙ってw
今年は中の人の情報も頂けたので、運良く雛も写せました。
来年は、もっと寄ってみたい(長いレンズで)と思います。