09 21 2001 65,922 km
 松山京都

雨が降ってきました
 かねてからの計画通り、お彼岸の休みを使って岩手にある先祖代々の墓へお参りに行く事にしました。今回は思う所あって全行程をバイクで陸路を行く事にしました。最短距離で、片道1500kmです。
 ツーリング賢者達の意見を参考にし、比較的無理のない旅程を立てることにしました。一日目は少なめの移動距離とするこにして、取り敢えず、愛媛から京都を目指します。およそ400km程の行程ですので、午後の出発でも十分に日の有る内に京都に着く事が出来るはずです。
 この旅は、準備が十分出来ないまま出発するというのが気がかりです。特に、ウエアや装備を日本国外から補給して臨む積もりだったのですが、アメリカで起こったテロ(現地時間:2001.9.11.AM 8:45〜)の影響で、航空貨物の配送に予想以上の遅れが出てしまい、出発までに間に合わなかったものが結構あったというのも不安材料の一つです。
 間に合わなかった装備のうちのキーデバイスの一つが、オールゴアテックスのライディングウエアである、エアロステッチ社のロードクラフターワンピーススーツなどの全天候型ウエア群です。
 で、そんな時に限って自宅を出発して一時間も走らないうちに雨雲の下に入ってしまい、路面は御覧の通り。で、石鎚山SA@松山道で合羽を着込みました。
 やれやれ、ゴアテックスのワンピースのウエアやグローブカバーが間に合ってれば格好の耐水テストとなるはずだったんですが.......。まぁ、私の人生なんて、いつもこんな具合ですなっ。

 しかも、通常なら2時間も走らないうちに雨雲の下を駆け抜けてしまうのですが、今回は京都に着くまで全線雨という、なんともはや、普段の行ないが悪いのか.........
 ヘルメットシールドは自宅を出る時に「外側:撥水。内側:親水」という処置をしています。今までと違うのは、いわゆるレーシングデフレクタをヘルメット内部に着装しているので、今までよりはシールド内部が曇りにくくなっているはずです。実際、およそ400kmの距離を雨中走行しましたが、幸いシールドの内側の曇りは有りませんでした。デフレクタで顔面と鼻っ柱以下にヘルメット内部を分けるためか、ちょっと息苦しい感じがするかも...

【余談】
 それから、瀬戸大橋を渡って岡山を走っているとき、走行車線を巡行していた覆面パトカーを追い抜いてしまいました。すぐに走行車線に戻ったのですが、赤灯が回って路肩に停められました。「あぁ〜あ。いつも長距離に出ると初日にサインするんだよなぁ」と凹んでいると、覆面パトから降りてきたライトブルーの制服の警官が、「違反じゃないんですよぉ。鞄の蓋が開いてますよ!なにか落し物はないですか?」との事。「まだまだ雨の区間が続きますから気を付けて走って下さいね」と優しいお言葉も頂戴しました。ふぅ。幸い何も落してなかったし、サインでなくて良かった良かった。 (^^)

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