02 08 2000 28,579km
シールド
視界の悪化は、二輪に限らず、安全運転の妨げになるのは周知の通り。
特に冬場のヘルメットのシールドの曇りは、なかなかの難物である。
走行中はあまり問題無い事が多いが、停車すると途端に曇ってくる。これを効果的に排除する方法を模索することになるのだが、現時点では以下のような方法でかなりの効果が出ているので紹介する。

【基本作業】
ヘルメットのシールドというのは、消耗品で、ヘルメット本体に比べてその寿命も短く、適宜交換をするものの様である。
工場出荷状態のアクリル製のシールドは大抵うすい塩化ビニールの保護膜が付いているがこれをまず剥す。
それだけだと、両面にオイル成分が残っている状態なので、まず、消毒用アルコールを染み込ませた綿などで、余分な油脂分を取り去る。
【内側】
次に、液体石鹸であるハンドソープを2〜3滴たらし、良く洗濯して油脂分の抜けたハンカチ大のタオルで塗り広げ、さらにタオルの渇いた面でギラツキの無くなる程度に拭き取るといった作業をする。

これで、停車中もシールドの内側が曇る事が殆ど無くなる。

が、一定の時間使用するとまた徐々に曇りやすくなるので、また液体石鹸を塗ると回復する。排気ガスの油分の所為なのか、それとも石鹸成分が凝縮する所為なのかはよく解らないが、私の場合、およそ200kmほど走ると効果が落ち始めるように感じている。これが、距離が効いているのか、時間が効いているのかは不明だが.....

【外側】
外側は逆に強力な撥水性を求められるので、私はレインブレーカーをシュッと一吹きして、それ用のウエスで磨いています。読売新聞のインクを塗っても同等の効果があるという人もいるようですが、未確認です。

誰か、もっと良い曇止めの方法、ご存知ありませんか?

【参考価格】
消毒用アルコール¥500円
レインブレーカー¥1000円
ハンドソープ¥300円

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