前回(7月4日)のエントリで、SanDiskの64GB UDMA 6対応 最大90MB/秒というCFの測定について、FCGさんから、UDMAモードでの測定になってないようだ、とのご指摘を頂きました。
ありがとうございます。
で、早速UDMAモードでの測定が出来るものを、物色してたら、カードリーダで対応しているものを発見。
DELKINのUSB3.0接続のカードリーダで、CFのUDMAモード※対応となっている。
本家は、こちら
http://delkin.com/i-6483222-usb-3-0-universal-memory-card-reader-udma-sdhc-sdxc-enabled.html
日本支社はこちら
http://www.hsgi-shop.jp/product/668
二個ほど、お取り寄せして、計ってみました。
タイトル画像の、黒いカードリーダが今回取り寄せたCF UDMAモード対応のUSB3.0のもの。
ちょっと見慣れないプラグで繋がるみたい。
下の白いのがIO-DATAの非対応USB2.0のリーダ。
まずは、UDMA非対応IO-DATAのカードリーダでの測定結果。
7月4日のエントリのものw
で、こちらが、新規お買い上げのDELKIN製のカードリーダでテストしたもの。
「READER42」というらしい。
読み書きとも3倍強の速度になりました(^^
っていうか今までUDMA非対応のカードリーダでデータの取り出しに3倍の時間かかってたってこと?
まいったな。w
とこうなると、今度は、このカードリーダそのものの実力差って、どのくらい有るんだろう?ってのが気になりませんか?w
こちらが7月4日のPanasonic SD 16Gを、IO-DATAのUSB2-W33RW/W 「優 II」で測定したもの。
こちらが、新しいカードリーダ、DELKIN製「READER42」で、同じSDカードを計った結果。
なんだか、全体的にパフォーマンスが上がっているような気が・・・
さて、これでUDMAモードのCFカードは、カメラ内部ではカタログスペックの実力に近いデータ転送帯域を持っていたということが分かりました。
実際に使用していてUDMAモード対応の高速CFを使っている5D2が、LAW+JpegのAEB撮影でもほとんどストレス無く連写できるのには、バッファの容量・転送帯域もさることながら、最終段階のメモリーカードへの書き込みも速いと言うことが快適性に影響しているといえそうな気がします。
一方のGH2に使っているPanasonic SD 16G class6 のカードは、事実上lass10以上で、ほぼclass20近くのの帯域を確保しているものの、LAW+JpegのAEBなどでちょっと記録待ちがでるのは事実。
となると、今度は高速SDカードで試す・・・んですかい?w
【蛇足】※ UDMAとは
Ultra Direct Memory Access の略。
1996年にQuantum社とIntel社が発表した、ハードディスクなどの記憶装置、メディアとデジタルカメラやパソコンを接続するIDE(ATA)規格の拡張仕様。この拡張仕様をコンパクトフラッシュ等のメディアとデジタルカメラやパソコン等の双方が対応したとき、転送速度の高速化が図られる。
さて、GH2はUDMA対応なんだっけ?
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