夜を撮るには

業務用ビデオカメラなんかだど、明るさは、

「 感度:T10.6(2,000ルクス、89.9%反射、23.98PsF時)」

だったり、

「最低被写体照度:4lx(ルクス)、(F1.6、シャッタースピード1/30秒固定時、オートアイリス、オートゲイン)」

などと表示するので、機種間の性能差を比較しやすいけど、HDSLRはどうなんだろう?

 
まぁ、最近のCMOS撮像素子の仕様には「高感度・高解像度大型単板CMOSセンサー」なぁ~んてな形容詞がついてるけど、何処まで暗いところがちゃんと撮れるのかってのは、つまるところどれだけ明るいレンズを使うのかにかかってるような・・・

 
5D2のキットレンズであるEF24-105mm F4L IS USMは、F4な標準ズーム。

で、フォーカシングスクリーンは標準のマット。で、マイクロプリズム無し。

てか、F4だとプリズムの片方が蹴られて黒くなるのでマイクロプリズム装備のフォーカシングスクリーンは使いにくい。

オートフォーカスで使えってことなのね、キット。

 
でもF4てのは日没後のムービ撮ったりするには、なんとなく暗すぎるような・・・・なら、明るいレンズ買っとけ、なんだけど、明るいほど諭吉が大量に必要となる傾向は何時の世も一緒。

 
で、ふと周りを見渡すと、有るじゃないですか!F1.8という いかにも中途半端な50mmなレンズが!

ただし、OLYMPUS製。

 

実はこれ、社会人初の給料からひねり出して買ったOM-10というカメラのキットレンズ。F1.4で無いところが泣けるが・・・w

まぁ、「いつかはニコン」なんてなコピーも脳裏をよぎりつつ、職場の光学器械達がほぼ100%オリンパスだったのも手伝ってOMシリーズに逝ったんだった。それと、当時のOMの測光方式は、ミラーアップしてから測光開始なので、露光中に予期せぬ光源が入って来たりしても失敗なくシャッターが閉じる、っていう、真の?TTL測光。光が40m進む間に一回演算する・・・とかが売りだったような。

他社さんは確かミラーアップする前に露光時間等々を決めウチで撮るので、夜景に隕石が落ちてきたり(しないだろうけど)したら、失敗作になるんだそうな・・・ホントか?

http://www.mir.com.my/rb/photography/hardwares/classics/olympusom1n2/shared/zuiko/htmls/50mm1a.htm

 
話がそれてしまった。

 
さて、5D2@CanonにOLYMPUSのズイコーを付けてみる。

 
で、必要なのがマウントアダプター

 
ネット見ると、色々ある。安いの、高いの、ICチップ付きのやつ・・・・

この手のプツは、純正品など有ろうはずもなく、すべて社外品。で、値段も細かい仕様もまちまちで、見てて楽しいけど、どれかに決めねばならんので、しっかりとした仕事をしてくれてそうな、「宮本製作所」http://homepage2.nifty.com/rayqual/ へ発注。

この製作所はメールでの注文で、心配したミラー干渉もないとのお返事。

届いたモノは、工作精度も高く、テフロンコーティングも厚そうで良い買い物でした。

 

 
 ただ、コンパクトなOMシリーズのレンズを、5D2につけると・・・

 

こ~んな、感じ。

 

なんとなく・・・てか、完璧にアンバランス・・・・w

 
 
さて、F1.8のZuikoの実力や如何に・・・

 
あ~でも雨か・・・

 
 
つづく・・・

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