11 03 2000 51,773 km
GPS III plus on

GPS III +
電源を入れると測位を開始します。
このとき、電源を切った場所から再使用開始するウォームスタート(warm start)だと、平均 15 秒で測位開始となります。これ、早いです。
さて、Acquiring Sats 画面になると、天空図に番号のついた衛星が表示され、右側に受信感度を表す棒グラフが出てきます。左端の棒グラフは電池の残量です。

この画面で天空図右上にある 3mt EPE という数字があります。この EPE とは、Estimated Position Error の頭文字で、いろいろな条件を加味してはじき出された、いわゆる測定誤差で、単位はメートルです。この画面ですと、測定誤差 3m という事になります。EPE の下には、DOP というのがありますが、これは、Dilution of Precision と言って受信状態の評価の数字で小さいほど良好な状態を示していて、EPE は DOP やその他のパラメータを計算したうえで水平の測定誤差を計算しています。
2000年5月2日からGPSの測定誤差が少なくなりGPS単独での実用性が上がったというのは、GPS界では大きなトピックスです。

でも、いくら正確に位置を確認出来るとは言え、それだけではたいして役に立ちません。

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