12 29 1999
クシタニの皮パン風ジーンズ(ん?ジーンズ風皮パン?)入荷!
いくらウインドプロテクションのすぐれたBMWとは言え、ガラスで囲まれたキャビンを持っている訳ではない。従ってライダーは外気にさらされる事に変わりはない。だから、当たり前の事だが、夏は暑く、冬は寒い。
BMWのKシリーズの夏の暑(熱)さは逸話がかずかずあるが、私はまだ未経験である。さて、本格的な冬を迎え、寒さに対する対策として、クシタニのレザージーンズを試してみる事にした。
このレザージーンズについては、『BMW BIKES Vol.3「山と空と道とオートバイ」』で永山育生氏が着用してアルプス越えをした記事があるが、それによると、気温1度から30度までをこの一本のパンツで走破し、優れた対候性が実証されている。
私の住んでいる町にもこのクシタニのレザージーンズを扱っている店があり、そこへ数日前に訪れ、サイズを測って取り寄せて貰った。
色は、いわゆるインディゴブルー、黒、茶の3色あるが、今回は黒のEX415というややゆったりしたシルエットのものを頼んでみた。

【評価】
まず第一に尻が滑べらなくなった。
綿やケミカル素材の他のパンツだとバイクの縦Gがかかるとシートの上を尻が滑べる事が往々にしてある(運転が荒いのか)が、このレザージーンズは、極めて滑べりにくい。
第二にいわゆる皮なので、風を通さず湿気は通す。つまり暖かいっちゅうか寒くない。
第三に意外(と言ってはKWPに対して失礼だけど)な程、撥水性に優れていて少々の雨はへっちゃらである。
第四に、タウンユース、カジュアルウエアとしても全く違和感がない。履いたまま会議にも出られる。

という訳で、これはお気に入りの逸品となった。


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