７月６日（木）。昨日夕方，全員無事Mu:nchenに帰着。今日からはオートバイを降りて，由緒正しい観光客に変身です。

まずはお約束のＢＭＷミュージアム。

らせん形のスロープを上がりつつ，さまざまな展示を見ていくというスタイルはあいかわらず。

しかし，入ってすぐの一番目立つところの展示は水素エンジンを搭載した７５０ｈＬ。

このモデルは水素の貯蔵タンクも含めてTu:vの認定を受け，テストカーが街中を走っている段階で，実際にお世話になったホテルレオポルドの車寄せで１台目撃。

燃料電池で電気モーターを回すのではなく，ＢＭＷはその名前の通り，あくまでもバイエルン原動機製作所としてエンジンにこだわる方向で行くとのことですが，操縦を楽しむオートバイの水素エンジンについても是非実用化を図ってもらいたいものだと往年の名車R90Sの美しい塗装を眺めながらつらつらと考えておりました。

移動のためだけの大型スクーターなら燃料電池でもいいけれど，やはりオートバイはエンジンの持つ魅力あってのものだと思うわけです。

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