1999 07 31 焼物

とある懇意にしている寿司屋。
ここの大将は焼物が趣味というか、既に趣味の域は脱していて、殆んど陶芸家が、寿司を握っているといった感がある。が、そう言うと寿司が不味いかの様に聞こえるが、そうではなく、そのどちらもが、逸品揃いなのである。
さて、近頃では、「ぐい呑み」や「茶碗」などの手頃な大きさのものに飽き足りたのか、大物が目立つようになってきた。四角い花器は、デパートなどで貰ってくる取っ手のついた紙袋ほどの大きさがあり、内部は二重構造となっていて、左側の浅い部分と、右側の深い部分がある。なかなか趣がある。
さらに、皿なども50cmはあろうかという大物で、また大物ならではという柄を融薬で表現している。
一番大きなのは、入口脇の「傘立て」であった。
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