http://home.bell1.matsuyama.ehime.jp/wnn-c/b/bakumatu/hirose/first/f4.html#15

（１５）学校・病院の設置
稼人の子弟教育の場として小学校が明治６年（１８７３）８月に設置れ、また、住民の医療機関として病院が、明治１６年（１８８３）５月２０日に診療を開始しました。
　住友私立足谷小学校は、別子山中・目出度町の勘場付近に開校し、明治８年（１８７５）当時、の生徒数は、男子３２人、女子５人の合計３７人でした。
      明治１７年にこの足谷小学校は別子山村に寄付され、別子山村立足谷小学校になりました。その後、明治１９年（１８８６）５月には人口増加に伴い、小足谷酒造場の裏に、住友私立小足谷小学校を創設しました。その後、明治２２年（１８８９）には、板子屋谷へと移設した墓地の跡地に小学校の校舎を新築しています。
　別子の医療設備としては、幕末から明治維新期にかけて「医館」という診療所がありましたが、明治７年（１８７４）８月に廃止されました。
　その後、足谷小学校の近くに建てられたものが私立住友病院で、これが、今日の、住友別子病院の起源です。
（写真は、目出度町「別子本鋪」（明治３０年代−左２階建の建物が小学校、右上２階建の建物が病院−）

http://home.bell1.matsuyama.ehime.jp/wnn-c/b/bakumatu/hirose/index.html
このホームページは「歓喜の鉱山−別子銅山と新居浜−」（新居浜市1996.3.29）を元に作成いたしました

このページに関するお問い合わせは、 までお願いします
Last modified  JST