新居浜探訪記【道路編】ちょっと隙間をback
目次
000 【危険な「いよ西条インター」】
000 【トンネルでガラスが曇る訳】
付録 「松山道対面交通トンネルず」
000 【黒岩橋】

【危険な「いよ西条インター」】
私は、高速道路を良く利用します。ご存知の様に、愛媛を走る「松山自動車道」は、「いよ西条インター」以西は、対面交通、往復2車線です。正確に言えば、「新居浜インター」と「いよ西条インター」の間で4車線から、2車線に減少するのですが、減少する場所が、極めて「いよ西条インター」に近い場所になっています。「いよ西条インター」から、「松山自動車道」下り線への侵入は、殆んど命がけです。
恐らく、「最も危険なインター」と言えましょう。

【理由】
1・侵入路がきつい登り勾配である
このため、後続車の確認は合流車線に上がってからでないと確認困難である。
非力な車だと十分な侵入速度が得られにくい。

2・車線減少直後に侵入路がある
対面往復2車線に減少すると言うことは、その後、「追い越し車線」を利用できないという心理が働き、車線減少前に遅い車を一台でも抜いておきたいとして、平均速度の上昇を招いている。従って、「いよ西条インター」下り線侵入路付近は、本線の車の速度は高い。
3・合流直後にトンネル(早川 Haigawa トンネル)がある
本線の速度の早い車が、侵入路から合流してきた遅い車をブレーキ操作で回避出来ないと判断した場合、トンネル入口に激突するのを避けるため、対面交通である対向車線へ飛び出し、登り車両と正面衝突する事故が発生している。
以上の様な理由により、「いよ西条インター・下り侵入路」を「最も危険なインターチェンジ」に認定したいと思います。

【トンネルでガラスが曇る訳】
雨ふりの日に、高速道路(いよ西条、松山間)を走っている時に、しばしば遭遇する、トンネル内でのウインドの曇りについて。地球環境工学の識者と考察してみました。
(正確にはウインドだけではなく、高温部以外のボディー全体に結露する現象の様です。しかも、入口を過ぎて曇ったガラスは、出口に近付くとまた曇りがとれてきます。最初はガラスの内側か?と思いましたが、結露は外側でした。)

【結論】
いきなり結論ですが、 「トンネルの中は、外より暖ったかいから!」 です。
【くどい説明】
空気中に含まれる水分の割合のことを湿度と言います。
空気中に含むことの出来る水分は、温度が高いほど沢山になります。
つまり、同じ湿度でも、温度の高い気体はより多くの水分を保持できます。

トンネルは、入口と出口からみると、中に行くほど温度が高いと思われます。
気体中に保持している水分は、トンネルの中心ほど、多量になります。
そこへ、相対的に冷たいほぼ外気温と同じ車体が侵入します。
あとは、冷たい麦茶をいれた、ガラスコップに水滴がつくのと同じ理屈です。
だから、出口で徐々に消えるのでしょう。

【くどい説明の捕捉説明】
これは、対面交通のトンネルに起こりやすいと考えられます。登り、下りの車両の数やサイズがほぼ統計的に同じとすると、トンネル内の空気は一方向に抜けるという事が起こりにくく、高温のエンジンや、排気ガスによって、トンネル内の温度は外気温より高い状態が維持されやすくなります。
また、濡れた路面からタイヤが巻き上げる細かな水の粒子も、トンネル内の空気を過飽和状態にするのに一役かっているかも知れません。
以上の様な理由により、「対面交通の雨の日のトンネル」を「結構危険なトンネルたち」に認定したいと思います。

因みに、対面交通のトンネルの入口に、「トンネル内、急なクモリ注意、ワイパー動作」という標識があります。
因みに、死にたくないので、私はトンネル内でもワイパーは動かしています。でも、対行車が突っ込んでくるかも知れません。
因みに、「松山道」の対面通行の区間には、全部で17個のトンネルがあります。
おそらく、冬、車内をガンガンに暖房すれば、(結果、ガラスも若干温度が上が るでしょうから)結露しにくいはずですから、冬は、こういう現象が少ないのかも知 れません。でも、12月に入ってからも曇りました。


【黒岩橋】
車に乗ってラジオを聞いていると、交通情報をやっています。FM でも、AM でもやっていますが、「日本道路交通情報センターの○○さん」が両方に幾度と無く登場されます。これに、必ず登場するのが、国道11号線の黒岩橋です。大抵、朝は「東向き1km ほどの込み具合」という事になっています。
黒岩橋、黒岩橋、と毎朝聞かされていると、なんかとても大きな橋を想像してしまいますが、ちょうど愛媛県立新居浜病院西側に接した場所にある、小さな(20m位)橋です。ラジオを聞いていると、なんとなく黒岩橋を通り過ぎるとすいているような感じに聞こえますが、実は、もっとずっと先の交差点まで込んでいます。込む理由は信号が短い区間に集中しているからの様です。

【黒岩橋は2つある?】
さて、黒岩橋ですが、国道11号線に掛かっているものと、もう一つ上流の橋も黒岩橋であるという情報を頂きました。今度確認してみます。

ありました、ありました。
いっこ上流の橋も「黒岩橋」です。旧道と言われる細い道路があり、その道に架かっています。おそらく、歴史的にはこちらの橋の方が古くから「黒岩橋」であったように思います。

top back
Last modified counter