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ゲレンデの恋人
7/15days
ドイツ・オーストリアツーリング紀行●トンプ〜たにぐち 


ツアー初日の7月1日朝,Mu:nchenを出発した時点で僕が選んだオートバイはR1100RT。このオートバイは見た目の大きさとはうらはらに,実に軽くて小回りの利く操縦性を堪能できました。

このほか,同行のオートバイはK1200LT,K1200RS,R1200C,R1100S,R1100RT,R1100RS,R1150GS,R1100R,R850R,F650GS。基本的に準備された中から自分の好きなモデルを選ぶことができますし,途中で別のメンバーと交渉して交換してもらうことももちろん可能。

いずれも走行距離4000〜8000km程度。外観は新車といっていいほどの程度の良さです。

今回,交渉の結果乗ることができたのは,K1200LT,K1200RS,R1100S。

R1100Sは,以前箱根まで一回り試乗したときの印象と大きく変わらず。K1200RSは,残念ながらこのスーパーバイクをRSらしく走らせるためには自分の技量がちと不足。一番のお気に入りとなったのは,結局K1200LTでした。

300kgを大きく超える車体重量ながら,峠道でも十分にスポーツできるパワー&足回り,しっかりしたフレーム,楽なライディングポジション,ラジオ,CD,カセット&4スピーカーのオーディオ,常時装備の3パニア,グリップ&シートヒーター,クルーズコントロール,ドライブコンピューターなど,ツアラーとしての理想を突きつめたモデルの実力を満喫してきました。

ただし。

このモデルの特徴の多くは,きっと渋滞だらけの東京都心,あるいはつまらない制限速度規制だらけの日本の高速道路上では,たぶん実力の何割も出せないんだろうと思います。

ゲレンデではお気に入りだったけど,下界で再会してみたら「ちょっと違うんじゃない...」なんてことにならないよう,K1200LTは美しい想い出の中に封じ込めておくべしと自分に言い聞かせている今日この頃でございます...。

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教会の塔の形もいろいろあって面白かったりします。
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