●晴れると夏空が広がって...

7月6日。釧路湿原の宿で目覚めると外は霧雨。

昨日の抜けるような青空だった一日は幻だったのかとふと思うほど。

でも，朝食をとっているうちに空は明るくなりはじめ，出発すべくオートバイのエンジンをかけるころにはところどころ青空が顔をのぞかせているほどに。

道東の天気は，本当に気まぐれ。

金山の滝を目ざし，牧草地の中をまっすぐに抜ける道を鼻歌まじりに流しているうちに朝の霧雨はウソのように青空がひろがり，白い雲がポカポカ浮かんでいる。

いくらスピードを出しても決して追いつけない逃げ水を追いかけながら走っているうちに，牧草地に白い牧草ロールが転がしてあるのを発見してオートバイと記念撮影。

この牧草ロール。トラクターにセットして使う専用アタッチメントがあるんだそうです。それまではは，このロールを作る方法なんて考えたこともなかったけれど，オートバイを止めてよく見ると，思いのほか大きくて驚きました。

ちょっと止まってみると思わぬ発見があるものです。

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北海道，特に道東方面の天候は本当に変わりやすいです。特に，気温の変化には要注意。

今回のツーリングでは比較的好天に恵まれたのでつらい思いはせずに済みましたが，それでも，6日夕方の厚岸では曇りがちで本当に寒い思いをしました。

別海あたりを走っているころには夏の日差しで暑いくらいだったのが，R44に出て海沿いを走るあたりから曇ってしまい，気温も肌寒いほどに。

そういえば，今回のウェアは，黒の革ジャン革パンツ。これでほとんどの区間を快適に過ごせましたが，薄手のフリース１枚持っていると，カッパとの組み合わせでかなり幅広い天候に対応できるはずです。