●静かに青空を湖面に映すチミケップ湖畔にて

雌阿寒岳のふもとにオンネトーという美しい湖があります。ただ，ここは観光バスがひっきりなしに来るようになってしまいました。

勝手な言い分を承知でいえば，観光バスが来るような場所は，せっかく訪れても落ち着かないのですね。

観光バスそのものが，バタバタとしたスケジュールを象徴しているように思えてしまうのは，先入観が過ぎますかね。

でも，このチミケップ湖はそんなことはありません。

どちらからアクセスするにしても，道路はダート。僕は訓子府から入ったのですが，ロードモデルのK100RSではかなりの集中力が求められるような砂利の深いダート道の峠をようやく越えてたどりつきました。

でも，苦労してたどりついた甲斐あって，静かな湖面に青空と木々の緑を映すだけのチミケップ湖は本当に静かでいいところ。

湖畔にしずかにたたずむチミケップホテルのランチもご馳走だったし。

このホテルはこの場所で二十年近く営業しているとのこと。本当にこじんまりとした建物なんですが，手入れが行き届き，チミケップ湖の雰囲気にも見事に合っています。次に来るときには是非ゆっくりと滞在して湖のまわりをゆっくりと散策したりバードウォッチングをしてみたいものです。

# シングル15000円，ツイン36000円（一泊朝食付きサ込み税別）という料金についてはそのとき改めて考えるということで...。

★チミケップホテルの所在地は東経143.53.3.5，北緯43.37.57.0になります。