●音もなく流れ落ちる流星の滝

独特の切り立った岩のカーテンを左右に見ながら走ることになる層雲峡。

やはり自然の造形は人を無口にするだけの迫力があります。そして，この景観にアクセントを加えているのが銀河の滝と流星の滝。

銀河の滝は，比較的オーソドックスな滝で近づくことができれば轟々と水を落としているという風情です。一方，流星の滝は，レースのカーテンが風になびいているという雰囲気で，たとえ近づくことができたとしても音がしないようなたたずまい。

このほかにも，層雲峡界隈には魅力的な滝がいくつもあるように思えました。また，大雪山の西側の天人峡温泉あたりにも羽衣の滝，敷島の滝などがあるようですが，こちらは次回の宿題であります。

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北海道を走るときには，漠然と回るのではなく自分で何かテーマをもって走るとメリハリのあるツアーができます。今回は滝をテーマに置いてみました。

翌日，どのルートを選ぼうかと地図を眺めるときも，滝を訪ねるというのはいいアクセントになったように思います。