X forwarding over ssh between Windows and FreeBSD
Windowsマシン上に、ユニックスホストのXアプリケーションを表示させてみます。
通信路は暗号化しておきたいので、SSHを利用する事にします。
まず、Windowsマシン上にsshクライエントとXサーバを走らせておく必要があります。
ssh クライエントは、TeraTerm Pro と、そのSSH拡張モジュールである、TTSH をイ
ンストールしておきます。
また、念のためにssh-1.2.14-win32bin.zip などを取ってきて解凍しssh.exeなどでクライエントマシン用の鍵など作っておき、自分のホームディレクトリの.sshに置いておきます。必要ないかもしれません。

次にXサーバが必要です。
私は、Astec-X 3.10(試用版)をダウンロードして使ってみる事にしました。
ローカルマシンのXの設定は、Astec-X にコントロールパネルがありますから、比較的容易にできます。
今回は、rexec を使用せず、ssh の port fowarding 機能を使うので、「rexec は使用しない」に設定します。
(まぁいわば殆んどデフォルトのままです。蛇足ながら、ホストマシンであるFreeBSD の/etc/inetd.conf ではrexec はコメントアウトされていました。)

使用方ですが、まず、ローカルマシンで ssh クライエントを走らせます。
例えばttsh.exe のショートカットを使ってホストにsloginします。
ついで、Xサーバを起ち上げます。
再びttshのターミナルに戻って、X をフォワードするディスプレーを指定します。

    % setenv DISPLAY hostname:0.0<RET>
    % kterm &<RET>
    % _

などとすると、タスクバーにローカルなXウインドウのアイコンが出て点滅します。
なお、ttsh.exe では、[Setup]→[SSH Forwarding]→「X forwarding」にチェックを入れておけば setenv の行は必要ないようです。

blackhole:kuji {64} % xemacs -g 100x32&
[1] 9818
blackhole:kuji {65} %
WARNING:
couldn't find an obvious default for variable lock-directory, and there were
no defaults specified in paths.h when XEmacs was built.  Perhaps some
directories don't exist, or the XEmacs executable, /usr/local/bin/xemacsis
in a strange place?.

Without lock-directory set, file locking won't work.  Consider creating
/usr/local/lib/xemacs/lock as a directory or symbolic link for use as the
lock directory.  (This directory must be globally writable.)

blackhole:kuji {65} %