APOP を使用したメールの受信
昨今の状況を見ると、インターネットの治安は確実に悪化しており、ネットワー クにパスワードをそのまま流すことはかなり危険な状況です。
そこで、プロバイダ経由でメールを読んでいるユーザーに対する セキュリティ 対策として、APOP の使用をしています。これはパスワー ドの部分のみ暗号化する方法で、APOP対応のメールリーダーが必要です。また、 APOP 用のパスワードはログインのパスワードとは別個に設定されます。
SMB.NET のユーザーで、メールサーバーで APOP 認証が受 けたいユーザーは、postmaster@smb.net まで、その旨、メールしてください。

将来的には、外からのアクセスは APOP に限ることも検討しています。
自らのパスワードを守るためにも APOP の利用を検討して下さい。


APOP とは?

POP は、メールサーバに蓄えられているメールボックスのメールを別の コンピューターで読み込むことが出来る機能の名称です。

一般のプロバイダーでは、ダイヤルアップ IP 接続ユーザーは、この POP を使ってメールを自分のパソコンなどに取り込むことになります。 しかしこの POP では、ユーザ名とパスワードを暗号化されていないテ キストデータとして送信するために、悪意あるユーザによってパスワードが盗 聴される可能性があります。プロバイダの場合はアクセスポイントとサーバ間が ファイアーウォール内にあるなどまだ安心といえば安心ですが、メールサーバが 学校にある場合などは、パスワードが盗聴されるという危険性がかなり高くなり ます。

そこで開発されたのがパスワードを暗号化して送信する APOP という規 格です。

SMB.NETのメールサーバにおいても、この APOP によるユーザの 認証方式をサポートしており、利用者には APOP の利用を推奨しており ます。

今のところ、APOP に対応したメールリーダーは以下のとおり です。Netscape が対応していないのが残念です。

Mac OS
  • Eudora-J 1.3.8.6 以前
  • Eudora-J 1.3.8.7r2 以降
  • EUDORA PRO 2.3-J 以前
  • EUDORA PRO 3.0.2-J 以降
  • クラリスメール 1.1
  • Internet Mail and News 3.0a

    Windows
  • EUDORA PRO
  • 電信八号
  • Winbiff
  • Becky!
  • AL-Mail

    UNIX (以下を使っている人には説明は不要でしょう?!)
    MH
    Mew

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